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3食品 新基準で初の出荷停止
4月5日 18時58分

3食品 新基準で初の出荷停止
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今月から基準が厳しくなった食品検査で基準を超える放射性セシウムが検出された千葉県の一部の地域のタケノコと宮城県の一部の地域のシイタケ、それに福島県の川で採れたヤマメについて、政府は5日、市場に出荷しないようそれぞれの県に指示しました。
新たな基準を基に出荷停止が指示されるのは初めてです。

出荷停止が指示されたのは、千葉県木更津市と市原市で生産されたタケノコ、宮城県村田町の原木を使って育てた露地栽培のシイタケ、それに福島県の酸川の支流で採れたヤマメです。
これらの食品は4日に行われた検査で、タケノコから新しい基準の1キログラム当たり100ベクレルを超える最大で120ベクレル、シイタケからは350ベクレル、ヤマメからは250ベクレルの放射性セシウムが検出されました。政府の原子力災害対策本部は、これら食品について市場に出荷しないようそれぞれの県に指示しました。
新たな基準での出荷停止の指示は初めてです。
今後は1か月間にわたって採れた地域ごとにそれぞれ3か所以上で定期的に検査を行ってすべての検査で基準を下回ると出荷の再開が認められることになります。

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