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茨城 タケノコなど新基準値超4月5日 20時34分
茨城県内の5つの市で生産されたタケノコや原木シイタケから国の新しい基準を超える放射性セシウムが検出され、県は、農家に出荷や販売の自粛を要請しました。
今月、新しい基準が導入されたあとの検査で、茨城県内で基準を超える食品が出たのは初めてです。
茨城県によりますと、4日に行った検査で、潮来市で生産されたタケノコから、新しい基準の1キログラム当たり100ベクレルを超える240ベクレル、小美玉市で生産されたタケノコから168ベクレル、つくばみらい市で生産されたタケノコから137ベクレルの放射性セシウムがそれぞれ検出されました。
また、つくばみらい市と常陸大宮市、守谷市の3つの市で原木を使って育てた露地栽培のシイタケからは、1キログラム当たり158ベクレルから960ベクレルの放射性セシウムが検出されました。茨城県は、これらのタケノコと露地栽培の原木シイタケについて、5つの市を通じて出荷と販売を自粛するよう農家に要請しました。国も6日、茨城県に出荷停止を指示する方針です。
茨城県内では、すでに先月末、タケノコや原木シイタケで新しい基準を超える放射性セシウムが検出され、県が関係する市と町に出荷と販売の自粛を要請していますが、今月、新しい基準が導入されたあとの検査で基準を超える食品が出たのは、茨城県内では初めてです。
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