BAR14Nの憂鬱なラテアート

エスプレッソやラテアート、コーヒーの話

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Super local Aeropress Competition in Japan!
Kanji Ino's method movie is http://youtu.be/rzV9mgO2pVw

my twitter name is ino_kanji

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ヘルシンボリからヨーテボリまでは、列車で2時間半ほど。
思えば、鉄道に乗っている時の時間の経過は、このヨーテボリまでの間が一番長く感じた。
ヨーテボリ中央駅で降りると、あたりは薄暗くなっていた。

ヨーテボリは、スウェーデン第二の都市と言われているようで、比較的大きな町。とは言っても、中央駅周辺を見るだけでは、とても小さい町のように思える。

ヨーテボリは、泊まったホテルのスタッフが素晴らしくって、朝部屋の外に出た時、掃除してる女の子が、とっても高い声で「ハーイ」と挨拶してくれて、それがとても可愛くて、またヨーテボリに来ようと思った。たぶん、スタッフ変わってそうだけど。

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さて、da Matteoというコーヒーショップがヨーテボリには3店ある。ヨーテボリのこのコーヒーショップは、閉店時間が比較的早い。週末というのがそれに追い討ちをかける。そのため、到着した日はホテルでゆっくり過ごして、翌朝行くことにした。都合、1店のみ。ぼくが行ったのは、da Matteo Viktoriapassagen. Magasinsgatanにあるお店のほうは、パン工房と焙煎所になっているようで、今度はそっちに行きたいなと思った。そして、Magasinsgatanのお店は、Swedish Aeropress Championship 2012の舞台でもある。

da Matteo Viktoriapassagenは朝10時オープンで、オープンしたばかりの頃に行ったので、お客さんはそれほど来ていなかった。11時を過ぎると、かなり賑わってきてたみたい。

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まずは、エスプレッソを注文。

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ジャスミンを思わせるフローラルな香り。おそらくエチオピアのコーヒーが入っている。

そして、メニューを見て、意味がわからなかったものがあったので聞いてみた。
"DRYGG"というのが、業務用コーヒーメーカーで抽出したもの。"DROPP"っていうのが、ハリオのドリッパーV60で入れたものなんだそうだ。

この時コーヒーをいれてくれたバリスタは、私は、DROPPのほうが好きなのと言っていた。
コーヒーを入れている時に、良い香りがふわって立ち上がってくるからだそう。
一番好きなのは、「これ」と言って、エチオピアのコーヒーを指差してくれた。

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そうして入れてくれたのは、コロンビア・ナリーニョのコーヒー。赤いベリーの印象のあるコーヒーだった。

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スウェーデンの町って、いいなーと思った。町の形が良いんだろうか。そして、人々もなんとなくおおらかな印象というか、ぼくが(たまたまではあると思うけど)バリスタと一番話ができたのもDa Matteoだったりするし、心と心が握手しているような感じになった。

そして思った、また来ようって。

da Matteo Viktoriapassagen
Södra larmgatan 14, 411 16 Göteborg
http://www.damatteo.se/

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ぼくの手元に、BARISTA MAGAZINEの2012年2月3月号がある。
この号は、anne lunellを表紙に用いて、彼女のことを"sweden's queen of coffee"と呼んでいる。
そのanneがパートナーと一緒に経営しているのが、Koppiだ。

マルメからKoppiのあるヘルシンボリまでは列車で40分。
コペンハーゲンからでも、ヘルシンボリまでは1時間半くらいで着くはず。
コペンハーゲンからの場合は、ヘルシンオアまで行って、そこからフェリーでヘルシンボリまで行きます。

地図では、ヤコブ・ハンセンの家の向いのはずなのだけど、看板がなくて一度通り過ぎた。
地図で再度確認し、やはり向かいということで、向かいの建物に入ることに。

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どこかに店名書いてあるだろうと思ったら、ちゃんと入り口のドアのガラス部分にKoppiって書いてあった。
窓ガラスの他の部分にも。

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まずは、カプチーノを注文。

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カプチーノを飲み終わった後、エスプレッソを注文した。

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一口、飲んだ。

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そのフローラルな印象に魅了され、もう一口飲むと、その柔らかい、甘い印象に惹き付けられる。
この日は生憎の曇り空で、雨も時々降ってはいたけれども、エスプレッソを飲んだ瞬間、ぼくの目の前は晴れやかになった。

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今回の旅行中に飲んだエスプレッソの中では一番好みのタイプ。
ひとつのカップになったときのまとまり、シンプルな印象はあるけれども、やさしい、心地良い余韻が、はっきり言ってぼくの好みだった。

ちなみに、anneがバーに立つことも結構あるみたい。この日はバーには立ってなかったけど、キッチンにいたとかっていう話です…。
バーに接したカウンター席では、客とバリスタが、村上春樹について話をしていました。

Koppi Kaffe & Rosteri
Norra Storgatan 16, 252 20 Helsingborg
http://koppi.se/

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Lilla, Njutbarと、カフェらしいカフェが続いたけれども、Soldeは、エスプレッソバーと呼ぶに相応しい空間。カウンターに脚の長いスツールが、ずらっと。人によっては座るよりも立っていたほうが落ち着きそうな気もした。

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エスプレッソを注文。

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ここも自家焙煎のお店だ。

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バリスタは割と自然体な感じ。恥ずかしがり屋の男の子的な雰囲気があったけれども、フレンドリーな雰囲気が醸し出されていた。

Soldeはシンプルだけど、とても素敵なお店。
エスプレッソは、ここも苦味がきいてた。
マルメで味わったエスプレッソのタイプは、どこかで飲んだことあるなと思ったら、味の方向性は代々木公園近くにあるLittle Nap Coffee Standに近いものがあるんじゃないかなと思う。
Little Napのエスプレッソも苦味があって、それでいて、甘く美味しい。

Solde Kaffebar
Regementsgatan 2, 211 42 Malmö
http://www.soldekaffebar.se/

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Njutbarの"bar"って、てっきりバーって意味なのだと思っていたら、"Njutbar"で"楽しい"って言うスウェーデン語だった。
Njutbarも、カフェのよう。テーブル席と、確か入り口入ってすぐ右の小部屋は、ソファも置かれていてひとの家の部屋みたいな感じになってた。このカフェに入ると、大きなお皿が載っているテーブルが目立っていた。そのお皿は、ぱっと見た限り全部空になっていたので、何を食べてたのかちょっと気になった。ランチには遅いし、ディナーには早い、そんな時間。確か、4時過ぎだったと思う。ごはん時に今度は来てみよう。奥のほうには、厨房らしきものがあるようだった。

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マルメでまず訪れようと思っていたのは、自家焙煎のコーヒー屋と、LOVE COFFEEを扱ってるところ。このNjutbarは、LOVE COFFEEのコーヒーを使っている。

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アメリカーノを注文。

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でてきたアメリカーノは、見る限り、ロングブラックだった。
ぼくは、上にクレマが乗ってるものは、全部ロングブラックだと思ってる。

このアメリカーノも、飲んだ瞬間はしっかりとした苦味があるのだけど、後味では、舌に重さを感じつつ、甘い余韻が続く。熟度の高いフルーツで、オレンジか赤い色したストーンフルーツといった印象。

まだマルメのコーヒー屋さんが閉まるには早い時間。
一旦ホテルに戻って、iPhoneで地図を確認し、他に行けるコーヒーショップに行くことにした。
なぜ、わざわざホテルに戻ったのかというと、マルメではiPhoneで国際データローミングによるデータ通信がしにくかったから。ホテルのwifiが頼りでした。

幸運にも、というか、わざとそうしたのだけど、ホテルはLillaやNjutbarの近く。
マルメは、中心部が広くないのか、行こうと思ってたコーヒーショップは、ホテルからほぼ1kmの範囲におさまっている。

Njutbar
Stora Nygatan 23, 211 37 Malmö
http://njutbar.se/

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コペンハーゲンからスウェーデンのマルメまでは、列車で40分弱。
マルメの行きたいと思っているコーヒーショップは、閉まるのが早くて、18時閉店、19時閉店とか。ホテルにチェックインした後、荷物を置いて町へ繰り出した。

マルメで最初に入ったのは、Lilla Kafferosteriet. 小さいお店かと思ってたら、一軒家カフェみたいな感じで、1階はカウンター席中心。裏庭がテラス席となってて広い。2階にも席があるんだと思う。2階に行き忘れてしまったのは、ちょっとした後悔のひとつ。

人気店のようで、テラス席も1階の席もほぼ全て埋まってた。
コーヒーを注文する人の行列もほぼ常にできている。
メニューを見ようと思ったけど、なんか見にくいなと思ったら眼鏡を忘れていた。
いつもバッグに入れてるのに、手ぶらで出てきてしまったので…。

エスプレッソマシンは、シモネリで、4つのコーヒーメーカーは、形から察するとモカマスター。
おそらくオリジン違いなんだろうなと思うのだけど、メニュー見ていないのではっきり分からない。

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エスプレッソを注文。

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しっかりとした苦味があるエスプレッソ。
いやな苦味というわけではなくて、飲んだ瞬間に口に広がる苦味。
ちなみに、次のお店、その次のお店でも、しっかりと苦味のあるエスプレッソを飲むことになる。

Lilla kafferosteriet
Baltzarsgatan 24, Malmö
http://rosteriet.blogspot.jp/

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