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“厳罰化”求める署名 30万人超す
4月5日 6時40分

“厳罰化”求める署名 30万人超す
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栃木県鹿沼市で持病のてんかんを隠して免許を取った男が小学生6人をはねて死亡させた事故で、遺族らがこうしたケースの事故の厳罰化を求める30万人を超す署名を集め、近く国に提出することになりました。

去年4月、栃木県鹿沼市で持病のてんかんを隠して免許を取った男が運転するクレーン車が小学生の列に突っ込み児童6人が死亡しました。
男は医師の忠告に従わず運転を続けて事故を起こしましたが、飲酒運転など悪質な事故に適用される危険運転致死傷罪ではなく自動車運転過失致死の罪で起訴され、法律の上限の懲役7年の判決が確定しています。
この判決について、遺族は刑が軽すぎるとして去年12月から署名活動を始め、このほど署名の数が30万人を超しました。
署名では、持病のてんかんを隠すなど悪質なケースは上限が懲役20年の危険運転致死傷罪を適用することや、申告が義務づけられている病気を隠して免許が取得できないようチェック機能を強化するよう求めています。
遺族らはこの署名を今月9日に法務大臣と国家公安委員長に手渡す予定で、引き続きこうした事故の再発防止に取り組んでいきたいとしています。

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