2011年1月26日、国連の世界観光機関(UNWTO)は、2010年の外国人観光客の国別訪問者数で、中国がフランス、米国に次いで世界3位になったと発表した。27日付で環球網が伝えた。
2010年に外国から受け入れた観光客数は、中国が前年比10%増の5598万人で、09年に3位だったスペイン(5300万人)を抜き、フランス(7895万人)、米国(6088万人)に次いで3位に浮上した。
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UNWTOのタリブ・リファイ事務局長は「中国はアジア唯一の観光大国ではないが、最も注目を集めている国の1つ。世界は今まさに変化しており、世界の中心が変化するのであれば、観光業もこれに伴って変化していくだろう」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
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