久しぶりに、ハードネタを書きます。ハードといっても、ヘッドフォンの修理です。半年ほど使ったDENON のAH-C700です。低域が豊かで、高低の各音域のバランスがとれた再生音が楽しめるカナル型ヘッドフォン(イヤホン)です。ジャズやフュージョン系のソースには最適だと思います。
半年ほど使用し、エージングもそろそろ終わったかなと思った矢先、なんだかプラグの根元に手を触れたとき、ときおり音が途切れるようになりました(!)
やっちまったかな、と思いました。そんなに無理な使い方はしてないのに、と思いつつ、ネットで「ヘッドフォン 断線」について検索してみると、たくさんの記事がアップされてます。その中には私と同じ、C-700の断線&修理情報がありました。メーカーに修理に出すという手もありますが、もし修理代が数千円もするなら、ちょっと考えるなといったところです。他メーカー製品も、かなりの書き込みがありました。こういう小型ヘッドフォンはケーブルが細いので、断線が起こりやすいんですね。
ネットの記事を読んだ限りでは、なんとか自分でも修理できそうです。それで、とにかくやってみました。まずは、断線箇所の確認、これはほぼプラグの付け根付近だと検討が付きましたので、カッターでコードの外側を削ってみると、線が見えてきました。元々付いているプラグは強度の高そうながっしりした造りです。
で、この根元付近をカッターで思い切って切断し、線を引っ張ってみると、下の写真のように、断線箇所が抜けました(赤いコード)。やはり、ここで断線してました。
この後は、カッターで被覆をはがし、銅線を半田付けするために、アースになるGND(右)、R(中央)、L(左)の各線をよく撚っておきます。LとRのエナメル線は表面のエナメルをサンドペーパーで剥がします。とってもやりにくい作業でした。
で、この後がたいへんなんです
実際の半田付け作業は、上の写真のようにi-Touchの本体にプラグを差し込んだ状態で、ピンセットを使ってやりました。この方が、線が動かないので安定した作業ができます。一応、半田付けしながら、再生音が確実に聞こえるかをチェックしながらの作業でした。エナメル線がかなり細いので、エナメルをはがすのも半田付けもかなり苦労しました。失敗して、2度やり直しました
上の写真は、完成後エプソン・ミニノートNa-01に接続しているところです。プラグはちょっと大きくなってしまいましたが、200円以下のパーツ代で修理できました。良かったァ〜(笑)。これで、C-700の高音質がまた楽しめます。ま、この手のイヤホン&ヘッドフォンはコードの断線が起こりやすいので、要注意です。
今日電気屋さんに行ってみたんですが
ないと言われてしまいました泣