16年前、救急車で運び込まれた病室でした
心肺停止状態だった私が挿管されて人工呼吸器に繋がれたまま覚醒して
一番最初に目の前に飛び込んで来てくれたのは白衣を着たダ―リンでした
何故か生き返った瞬間に逢ったダ―リンに
運命の赤い糸を感じた私
それからICUでの数日間
何本も点滴をつながれた痛々しい手で便箋とペンを顔の上に持ち上げて
ベッドに横になったままで
(何せその頃はメールなんて便利なものは無かったんです)(笑)
ダーリンはいつも笑ってそれを受け取ってくれました
それから退院までの数ヶ月間
私は夫も子供もいる身なのに
ダーリンの事を
心から大好きになってしまっていたんです・・・・
運命の退院の日
退院したくない患者なんて私くらいなもの
ダーリンともう逢えなくなるかと思うと
心が張り裂けそうになりました
自分の立場も忘れて
ダーリンに本気のラブレターと
電話番号を書いた紙を渡しました
(携帯なんか無いから家電ですよ)
(大胆だな~~)
それから・・・・
一ヶ月
ダーリンからは何の連絡もありませんでした
私は殆どあきらめかけていました
その頃小学生と中学生だった子供達を眺めながら
「こんな私が恋するなんてできるわけないか」
そう思った時・・・
ダーリンからの電話がかかってきたんです
それが・・・
患者と主治医。つまり私とダーリンの波乱万丈な
だけどとっても幸せな日々の始まりとなったのです・・・・・・・