県医師会、自民支持堅持 参院選比例で西島氏推薦方針
県医師会の政治団体「県医師連盟」(委員長・高谷雄三県医師会長)は1日までに、夏の参院選で「自民党支持」を決めた。医療分野に精通した人材を国会に送り政策実現を図る従来の立場を堅持する考えで、日本医師連盟(日医連)の組織内候補として比例代表に立候補する予定の自民党の西島英利参院議員を推薦する方針。
県医師連盟は4月下旬に開いた役員会で参院選の対応を確認した。県内16の郡市医師会のうちの13医師会が昨年1月に日医連が決定した方針通り、西島参院議員を支援すべきとの意思を示したという。
日本医師会の原中勝征会長(浪江町出身)は「親民主党」として4月に会長に就任、日医連の委員長も兼務し、西島参院議員の推薦取り消しを提案している。
高谷県医師会長は「医療政策を分かっている人を支持し、これまでも戦ってきた。政権が代わるたびにぶれてはいけない」と話している。
(2010年5月2日 福島民友参院選ニュース)
|