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No.18112の一覧
[0] 【ネタ】思い付きの寄せ集め【短編】(旧題・思いついたネタを形にしてみた)[チーカMA](2010/06/14 17:35)
[1] マブラヴ×ガンダムW stage2[チーカMA](2010/04/19 12:23)
[2] flyaway[チーカMA](2010/04/21 16:09)
[4] After dropping lightning[チーカMA](2010/04/22 22:49)
[5] war that decide to god[チーカMA](2010/04/26 00:16)
[6] リリカルに転生したら普通こうなるんじゃね?的なナニか[チーカMA](2010/05/08 00:20)
[7] リリカルに転生したら普通こうなるんじゃね?的なナニか2[チーカMA](2010/06/17 21:41)
[8] リリカルに転生したら普通こうなるんじゃね?的なナニか その3[チーカMA](2010/07/14 00:35)
[9] レジアス宣言[チーカMA](2010/06/09 19:22)
[10] DAYS×DAYS[チーカMA](2010/06/17 21:28)
[11] 喫茶『うたかた』 プロローグ かくて彼は旅立った[チーカMA](2010/08/25 23:25)
[12] 厨二病 予告みたいなもの[チーカMA](2010/09/05 23:43)
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[18112] 【ネタ】思い付きの寄せ集め【短編】(旧題・思いついたネタを形にしてみた)
Name: チーカMA◆06189430 ID:79d4e75b 次を表示する
Date: 2010/06/14 17:35
息抜きがてらに書いたネタ作品です。
思いついた一発ネタをいくつか短編として投下していけたらと思います。

旧題が不評だったので変えてみました。

とりあえず、一発目。
どうぞ。








マブラヴ×ガンダムW




人の命が簡単に奪われていく場所。
幾つもの笑顔があった場所はすでに宇宙からやってきた化物たちに奪われた。
その中で多くの命が奪われ、そしてまたそれを奪い返すために人の命が奪われていく。

BETA

その名をもつ地球の外から来た化物。
それと戦う前線の人間は常に仲間を、友達を、家族を、人類を生かすために自らの命を棒に振る。
それは愚かな選択だろうか。

生き残る。
そういって出て行った彼は、死んだ。
生き残るために戦い、そして自分の大切なものを生かすために死んでいく。
そんなものが正義だろうか。
それが正しいわけがあろうか………。

戦える力を持ちながら戦わないのは正しいことだろうか。
今、この時。
世界のどこかで泣き、悲しみ、苦しんで、叫んでいる人がいる。
その世界を救うことを誰が否定できようか。

どんなに理不尽な力だろうが関係ない。
ただ、この世界を救うため。

どんなに傲慢な考えでも関係ない。
ただ、大切な人に生きていて欲しいから。

どんなに苦しくても構わない。
ただ、助けてくれるだけでいい。

―――誰か、この世界を助けてください。









向かってくる、群れ、群れ、群れ群れ群れ群れ群れ群れ群れ。
その全てがBETA。

Beings of the
Extra
Terrestrial origin which is
Adversary of human race

人類に敵対的な地球外起源種。
その圧倒的な物量はただそれだけで何ものにも勝る脅威になる。

横浜。
そう呼ばれた場所にあるその化物たちの巣。
その場所を取り戻すため人類は戦いを開始した。

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

駆ける。
戦術機に乗った衛士たちが自らの命を賭けてその場所を取り戻すため。
この作戦は人類の第一歩。
BETAとの戦いの中での反逆の狼煙。

通信室ではひっきりなしにオペレーターが各隊に指示を出している。
そしてその時に米軍から国連軍に通信が来た。

「なっ!米軍がG弾を使うだと!?」

司令官の叫び声にその場は整然となった。

G弾。
一般仕官ではその名前さえ知らされることのなかった、米軍の対BETA戦略の最終兵器。
BETAから手に入れた元素を使ったこれまでとは比べ物にならない強力な爆弾。
その存在は国連軍でさえ上層部しか知らなかった。

「ちょっと待て、まだ戦っている衛士たちがいるんだぞ!」
「しかし、米軍からはすでに作戦開始の時刻は決定していると!」
「えぇい!一体、いつだ!」
「確認します!」

オペレーターに向かって司令官は怒鳴る。
それは米軍の無茶な戦略に対する怒りか、それともそれを知らされていなかった自分に対する怒りか。
オペレーターが次に発した言葉に彼は驚愕した。

「作戦開始時刻は………後15分です!」
「馬鹿な!?」

時間が余りにも短すぎる。
しかし、そんな怒りを発する猶予もない。
今すぐに全軍撤退を命じなければ、どれだけの兵士が命を落とすだろうか。
それもBETAによってではなく、味方の攻撃で。

「今すぐに全軍に撤退命令を出せ!」
「了解しました!」









いくら撃っても減らない。
BETAの圧倒的な物量に恐怖だけがにじみでる。
だけど、それでも―――。

『おい!撤退命令が出てるんだぞ!』
「うぁああああああああああああああああああああああああ!!!」

走る。
走る。
ロックオンと同時に撃つ。
これだけいるなら撃てばどこかに当たる。
一体でも多くのBETAを殺す!

『鳴海!』
「………死なせたくない」

それは願い。
少年の小さな願い。

「俺達の街でこれ以上死なせたくないんだぁあああああああああああああ!!!」

その小さな願いは聞き届けられた。

『同感だ。ここは俺の街というわけじゃないが死なせたくないというのには同意する』
「え?」

通信に突如現れた少年。
声からして俺と同じ、いや年下だろうか。
だが、どうしてこの戦闘区域に俺達以外の部隊がッ………。

『此方、ヘビーアームズ。これより掃討を開始する』

その瞬間、目の前の光景が変わった。
爆音と共に目の前のBETAが肉塊に変わっていく。

「なッ!?」

どういうことだ。
どうして………どうしてたった一機の戦術機がこんなにも圧倒的な火力を持っている!?









『なんていう数だ。これだけの敵がいるなんて!』
「ハッ、なんていうか。俺たちは負ける戦が多すぎないか!」

そこには二体の戦術機がいた。
黒い、まるで死神のような戦術機。
その手には鎌を持ち、その刃は光り輝いている。
黒のツバサを持つその姿はまさに死神。

『デュオさん!大丈夫ですか?』
「へっ、ハイパージャマーもあいつらに意味ないってかッ!」

その機体のもつ特別な力を奪われてもまだその機体は圧倒的なまでの戦力を保持していた。
その鎌が振られるたびにBETAはいともたやすく切り裂かれる。

『まったくヒイロやトロワみたいに遠距離武器がないのは辛いですね!』
「まったくだ!」

そしてその戦術機と共にいる白の戦術機。
蛮刀のような武器を両手にもち、それを振りBETAを切り裂いていく。
それを見ている衛士たちは自分達が夢を見ている気がした。

どこに世界に近接武器で突撃級の甲羅を切り裂く戦術機がいるのか。
どこの世界に戦車級にたかられても傷つかない戦術機があるのか。
どこの世界に、こんな圧倒的なまでの力を持った衛士がいるのか!

『時間がありません。撤退を!』

白の戦術機から立ちすくんでいた戦術機の衛士たちに通信が入る。
その部隊の隊長がなんとか気を取り戻して、だが君たちは!と叫ぶ。
その答えは白の戦術機ではなく、黒の戦術機から帰ってきた。

『負け戦は得意でね!』

そういいながらもその圧倒的な機体と操縦技能でBETAを肉塊に変えていった。









「貴様ら、やる気はあるのか!」

腕が龍を模したような戦術機が戦場を駆けていた。
壊滅しそうな部隊のところに現れてはその部隊を襲っているBETA群を根こそぎ潰していく。
その上で突撃級を掴み、振り回して周りのBETAを潰していく。
取り出したビームのような刃がついた武器でBETAを軽々と屠っていく。

『あ、ありがとう!』

ほとんどの隊員がその戦術機を怪しみながらも逃げていく。
時には君は大丈夫なのかという言葉が通信から入るが、その衛士は罵倒と共に返した。
その戦術機はほかの戦域にいる戦術機同様圧倒的な火力を持っていた。

その機体の中、少年は叫ぶ。
目の前の化物に向かって。

「貴様らは一体何なのだ!」

だが、その答えはない。
少年はその猛る感情をもてあまし、目の前の化物を殺す。

「貴様らに正義があるのか!」

突然襲ってきた地球外起源種。
その化物は少年の怒りをも飲み込もうとする。

「貴様らに正義はあるのかと聞いている!!!」









そしてその戦術機たちのことが司令室に知らされたころ。
G弾の発射まで後5分を切った。
その頃に全戦域に一つの通信が入った。

『こちらウイングゼロ。これよりBETAを駆逐する』

その言葉と共に現れた戦術機。
それは空中に浮いていた。

それを見た全兵士が愕然とする。
馬鹿な、そんなことがあって良いのか。
その姿は余りにも神々しく、そしてその光景は余りにも常識から外れていた。

その宙に浮く戦術機は光線級の光線をすべて防ぎきっていた。
天使のようなフォルム。
その翼によってすべての光線級の一斉放射が防ぎきられた。

その戦術機の中、少年が一人呟く。

「ゼロ、俺を導いてくれ」

【ゼロシステム起動】


その光景は圧倒的だった。

たった一体の戦術機。
その戦術機が空から放ったたった一撃が地上にいるBETAを焼き払った。








明星作戦。
その名前はG弾の圧倒的な力を世界に知らしめた。
しかし、同時にその戦場にいた者たちによってまことしやかに語られることがあった。

明星作戦、本来ならば現在の記録よりも多くの戦死者が出るはずでありそれを防いだ5機の戦術機がいた。

圧倒的な火力を持った戦術機。
死神のような戦術機
蛮刀を持つ戦術機
龍を模したような戦術機。
そして天使のような戦術機。

その時の光景は衛士たちによって全世界中に運ばれていた。





【Stage 1 ガンダム5機確認】





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