韓国の原発事故隠蔽で3人告発 住民は廃炉要求【ソウル共同】韓国南部釜山の古里原発1号機で、2月に全電源が失われる事故が起き、1カ月以上隠蔽された問題で、政府の原子力安全委員会は4日、1号機の運用責任者ら現場幹部3人と、法人としての原発事業者「韓国水力原子力」を、原子力安全法違反などの容疑で検察に告発した。韓国メディアが伝えた。 一方、地元住民約250人が同日、1号機の廃炉を求め周辺でデモ行進した。同機は1978年に運転を始め、約30年の設計寿命を延長して運転しており、周辺自治体も相次いで廃炉を求める決議を採択している。 【共同通信】
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