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2012年3月28日(水) | 再建工事の安全祈願 六角堂で上棟式
| 【写真説明】2本の紅白縄で棟木を引く「引き綱の儀」で、六角堂工事の安全を願った=北茨城市大津町 |
東日本大震災の津波で流失し、再建が進められている北茨城市大津町の六角堂で27日、上棟式が開かれた。管理する茨城大関係者や施工業者ら約30人が参加し、棟木を紅白縄で屋根へと引き上げる「引き綱の儀」などを執り行い、工事の安全を願った。
同大は岡倉天心が1905年に創建した当時の六角堂の復元を目指している。外装に用いる赤色顔料の弁柄(べんがら)や鬼瓦、板ガラスは世界中から取り寄せ、堂内に六角形の炉(ろ)を再現する予定だ。
再建を指揮する三輪五十二特命教授は「被災した文化財の中ではかなり復旧が早い」と自信をのぞかせた。来月17日に竣工(しゅんこう)式が予定されている。
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