私の「活動日記」です!
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(2006年1月分)
● 1月31日 (火曜日)
するめの焼く臭いがする「ストーブ列車」、雪の津軽平野を走る!
久し振りの雨。一月も最後になりましたが、旧暦だったら今日は正月の三日目だそうです。夜、
ある新年会の集まりで一緒になった人が旧正月のことを紹介していたので、そうかと思い出したと
ころです。私は子ども時代を津軽の田舎で過ごしましたが、当時はむしろ旧正月の方を地域ぐるみ、
家ぐるみで盛大に祝っていました。私たちも旧正月の方が正月らしいという気分になっていました。
津軽では旧正月の時期には、あらゆる野菜を細かく刻んで煮込んだ「けのしる」と称するものをい
っぱい作って、なくなるまで食べていました。その頃は全然おいしいとも思わず、来る日も来る日
も「けのしる」なので、少々うんざりした事もありましたが、その後、何十年かして、改めて食べ
てみると、これが実においしかったのでびっくりしたこともありました。
いま、ふるさとの津軽平野は一面雪野原になっていますが、その雪の中を例の「ストーブ列車」
がするめの焼いた臭いを充満させながら走っているようです。昨日、地元の新聞をインターネット
で見てみたら、ストーブ列車を走らせている「津軽鉄道」は経営が厳しいので、始発の五所川原市
と終点の中泊町が支援する事を決めたそうです。「歴史」と「伝統」、それにいかにも津軽らしい
「風情」があるストーブ列車が廃止にならなくて良かったと思っています。
今日は朝から夕方まで区役所の議員室で、原稿書きをしました。夜は、二つの「新年会」「旗び
らき」がありました。来月も数カ所残っていますが、ようやく先が見えてきたという感じです。
パソコンの調子がおかしくなっていましたが、連れ合いが秦さんの電話による指導を受け、苦戦
しながら直してくれました。
● 1月28日 (土曜日)
新宿初の 「幼保一元化施設」 の開設まであと428日。
来年4月に(仮称)「四谷こども園」が開設になります。いま、旧四谷第一小学校跡に建設されて
いる四谷小学校に併設されますが、新宿では初めての幼稚園と保育園が一緒になった「幼保一元化
施設」です。今日から開園まであと428日だということですが、428を「よつや」と引っ掛け
て朝10時から四谷ホールで「カウントダウンイベント」が開かれました。
第一部では施設の概要や園での幼児教育の内容について詳細な説明があり、第二部では服部栄養
専門学園校長・服部幸応先生が「子どもの食育」というテーマで一時間半ほど講演しました。講演
は実に面白く、参考になる話でした。改めて年齢に応じた食物の重要性がよく分かりました。
フランスのドゴール大統領が在任中によく言っていた「食糧自給率を高めることは国政の重要課
題」「自給率が100パーセントに満たない国は先進国ではない」という主張にも言及していまし
た。戦後、一環して農業を切り捨ててやみくもに工業化を進めてきた日本の現在の食糧自給率はた
ったの40パーセントですから、これは国策の失敗と言うしかありません。しかし、この失敗を改
め、改善しようとする取り組みが全然なされず、依然として食糧の「輸入依存」の体質から脱皮し
ようとしないのですから、これは深刻な問題です。
● 1月27日 (金曜日)
新社会党宿新宿総支部の「新春のつどい」を開催。
今日午後6時から、恒例になっている新社会党新宿総支部の「新春のつどい」を開催しました。
冒頭、私は主催者を代表して挨拶をし、結党10周年になることを紹介しながら「今年は憲法改悪
の動きが一層強まり、厳しい闘いを余儀なくされるけれども護憲政党として全力を挙げたい」と決
意を述べました。その後、新社会党東京都本部委員長、朝鮮総連新宿支部代表、東京土建新宿支部
委員長、新宿地区労センター議長などから激励・連帯の言葉をいただいた後、乾杯し、懇談をしま
した。この後も国労闘争団など何人から挨拶や活動の実態などについて報告してもらいました。何
人か初めて参加した方もいたので、久し振りに旧交を暖めることができました。最後には北海道の
海産物を中心にした「福引」を行って8時過ぎに終了しました。その後は有志で歌舞伎町の居酒屋
で「二次会」を行い、遅くまで談笑しました。
この「新春のつどい」は毎年一月最後の金曜日に行っていますが、今年は、少々行き違いがあっ
て西部全労協やその他幾つかの集まりと重なってしまいました。このため、毎年参加している党員
も関係者も幾つかの集まりにパラバラに参加しなければならなくなってしまいました。ちょっとし
た情報の行き違いでこのようになってしまい残念でした。
● 1月25日 (水曜日)
新宿区独自の施設 「多文化共生プラザ」 を視察しました。
新宿区には「定住外国人」が3万人もいて、区内各地で生活しています。出身の国籍は今日現在
で100カ国を超えます。外国人区民が生活しやすい居住環境を作るのは、区政の大きな課題の一
つですが、このことは地域で一緒に生活する日本人にとっても大事な施策です。
昨年9月、新宿区は歌舞伎町二丁目のハイジア(元の都立大久保病院跡)に「しんじゅく多文化
共生プラザ」をオープンさせました。他の自治体にはない新宿区独自の施設です。
今日、総務区民委員会でこの施設を見学しました。担当職員から詳細な説明を受けましたが、開
館以来、4000人近い人たちが「情報を得るために」「日本語を学ぶために」「ネットワークづ
くりのために」「困った事の相談のために」「日本の慣習を知るために」「何となくぶらっと立ち
寄る」などで利用しているということです。それぞれの言語で書かれた資料も随分揃っていました。
中国語やハングル語などの新聞も数紙ありましたが、これは毎日、ある関係者から無料で提供され
ているということでした。
この施設の設立目的である「外国人と日本人の交流」「外国人同志の交流」をどう進めていくか
などは、まだ、決して充分ではあのませんが、区民の一人が外国人という新宿区らしいユニークな
施設だと感じました。
なお、いま新宿区の各町丁で外国人居住者の比率が一番高いのは「大久保一丁目」ですが、実に
45.09%を占めているということです。
今日も幾つかの集まりがありました。新宿食品衛生協会の「優良商店表彰式・祝賀会」「新宿区
の教育を考える会」「新宿地区労センターの旗びらき」などの会合に出席しました。
ハイジアの11階にある施設の入口 各国の資料が一杯の施設内部。
● 1月23日 (月曜日)
「人の心はカネで買える」 を讃美し、群がった人たちは〜。
残雪が日影では固まって凍った状態になり、お年寄りの方などは歩くのもままならない状態にな
っています。これが雪国では当たり前の「風景」ということなので、寒い地方の方々の生活の厳し
さが分かるような気になります。
今日は、午後3時過ぎから四谷三丁目駅で「宣伝活動」をしました。急用が発生したので40分
ぐらいで切り上げましたが、寒く、それに風邪が強かったので振るいあがりました。たまたま通り
がかった知人がホットコーヒーを差し入れてくれたので、それを握り締めて「暖」を取りました。
今夜、「ホイエモン」が逮捕されました。「人の心はカネで買える」と言ってはばからない男で
すが、去年の総選挙でこの人を改革の旗手としてまつりあげた小泉首相や武部幹事長は、「それと
これとは別問題」だと述べています。市民をバカにしたお粗末極まりないコメントです。
「当時はマスコミも彼をもちあげたのだから(自民党と)同罪だ」と言っているのは麻生次期有
力首相候補です。こんな感覚の人間が総理大臣なるかも知れないほどこの国の知的水準の程度は低
くない筈だとは思いますが。
● 1月22日 (日曜日)
本邦初演の 「オペラ・ダナエの愛」 を鑑賞する機会がありました。
いつもの年と同じように一月は連日のようにいろいろな組織の「新年会」に走り回っていますが、
今日は午後2時から5時まで、新宿文化センターでオペラの「ダナエの愛」を鑑賞する機会があり
ました。リヒャルト・シュトラウスの15曲のオペラのうち14番目の作品です。この作品は、最
近、ヨーロッパでは結構上演されているようですが、日本では今日が「初演」になるということで
す。「日本初演」のオペラを見れるなんて実に幸運なことです。
指揮は若杉弘。風格がありました。ダナエは佐々木典子、ミダスは大野徹也、ユピテルは久保和
範。さすがベテランの歌声でした。他に、平井香織、増田のり子、井坂惠、菅有美子など二期会の
中堅が出場しました。合唱は「新星合唱団」でした。実にいい時間でした。
午前11時半から若葉三丁目の「新春のつどい」がホテルニューオオタニの新館40階で開かれ
ました。私はこの新館には初めて行きましたが、新宿西口の超高層ビル街が目の前に見えるなど非
常に見晴らしのいいところでした。私の「野口ハウス」も確認することができました。嬉しかった
のは、年配の町会員、特に女性の方が沢山出席していた事です。「新年会」というといつも同じよ
うなメンバーが中心ということが多いのですが、今日は違っていました。主催者は、このような機
会でもないとなかなかこのようなところには来れないのでここを選んだという事ですが、何とも粋
な計らいだと思いました。
夜は、東京土建組合新宿支部の創立50周年の記念祝賀会がワシントンホテルで開かれたので参
加しましたが盛会でした。新社会党新宿総支部を代表して挨拶をする機会がありました。
● 1月20日 (金曜日)
「玉川上水」 の復元に向けて区・都・国で検討会開催。
四谷大木戸に「玉川上水」を復元させるための第二回検討会が開かれたので傍聴しました。今日
は、どうして水源を確保するかという課題について意見交換をしましたが、議論としては随分進ん
だと思いました。前にも書きましたが、「玉川上水」は、江戸市中の市民生活を支えた歴史的な遺
産です。全体で43キロありますが、上流の約30キロではかつての姿を取り戻しています。終点
の四谷大木戸が暗渠のままなのです。何としても貴重な歴史的遺産を復元させたいものです。
下の写真の右側は、今日の検討会のスナップです。中央の女性は座長の石川慶大教授です。
「控訴を取り下げ、話し合いを」 と鉄道建設機構に要請。
今日午前11時から、新社会党中央本部として西新橋にある「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」
へ要請に行きました。19年前に1047名もの国労組合員の首切りをした責任者です。昨年9月
15日の東京地裁では、「組合差別」があったとして解雇者の主張を認め、鉄道建設機構はこの点
では敗訴していますが、高裁に控訴しているのです。所属する組合による差別は認められないこと
ですが、国鉄・JR・政府はこのようなことを平気で行って、裁判で負けても性懲りもなく控訴し
ているのです。
今日の私たちの要求は、@高裁の控訴を取り下げる事、A解雇者との話し合いに応じる事、の二
点ですが、鉄道建設側は拒否するという姿勢でした。さんざん悪い事をして、未だに少しの反省も
ないというのは驚くべき事です。何を考えて毎日仕事をしているのか分かりませんが、組織の一員
とはいえ、こんな人にはなりたくないとつくづく思いました。一層全国的に解雇者の支援を強め、
その力を持って鉄道建設の頑なな態度を変えていくしかありません。
今日の夜、全労連新宿支部の「旗びらき」が行われたので参加しましたが、多くの方から「解雇
者支援」の決意が表明されました。素晴らしい事だと感じました。
写真左は、今朝、西新橋にある「鉄道建設機構」前で行われた抗議行動です。中央は演説してい
るのは、栗原君子新社会党委員長。
● 1月19日 (木曜日)
マイナス27度、「寒気が身体に纏い付く」 というメール。
昨日の日記に「最近は東京生活になれたせいか ”東京の冬”に寒さ感じるようになった」と書い
たら、さっきヘルシンキに行っている娘から「こちらの気温はマイナス27度。寒い空気が身体に
纏い付いている感じ」というメールが来ました。こんな寒さは私もいままで全く経験した事があり
ませんが、「寒い空気が纏い付く」という表現から何となく雰囲気が分かるような気がします。た
だ、「室内はポカポカで半袖でも大丈夫」ということです。さすがに寒い国では防寒対策が進んで
いるようです。
今日も国会で建築耐震強度偽装事件の証人喚問が行われました。また、渦中の伊藤公介代議士の
記者会見も行われました。証人喚問では新しい事実も明らかになったので、真実究明の一助になる
かもしれません。伊藤代議士の弁明は、この種のことに関わる政治家の言い分らしく「全く知らな
かった」「後で事実関係を知ってびっくりした」などというものでした。疑惑を持たれた政治家が
よく使うの常套語ですが、いかにもウソっぽい話です。何にも知らないで小島社長をのこのこ役人
のところまで連れて行ったのかということで、私はこのような言い分にびっくりしました。私だっ
たら、何を依頼されてもそれがどのような内容なのかをそれなりに理解してから取り次ぐ必要があ
ったら取次ぎをしますが、この代議士の場合は、中味を何にも知らなくてもさっさと行動に移るよ
うです。頭が下がるような素晴らしい行動力ですが、言っている事がもし事実だとしたならば、こ
の代議士は馬鹿ではないかと思ってしまいました。
今朝、朝日新聞に載っていた川柳。 「 蒔いた種 自分で摘む気が ないお方 」
● 1月18日 (水曜日)
韓国民団の新年会に、朝鮮総連が初めて参加しました。
今日は、韓国・民団新宿支部の「新春のつどい」に参加しました。私は数年前からこの会に参加
していますが、朝鮮総連新宿支部の崔委員長も出席していました。新宿では朝鮮総連が民団のこの
ような集まりに参加するのは今年が初めてということです。一方、朝鮮総連新宿支部の「新春のつ
どい」は2月8日に開かれますが、この「つどい」には民団新宿支部からも参加するということで
す。民団と朝鮮総連は、分割されている母国の影響を強く受けながら日本で活動している韓国・朝
鮮の組織ですが、政治的な考え方の違いを乗り越えて、このように交流を深める事は、実に意義深
い動きだと思いました。私は、案内をいただいているので朝鮮総連新宿支部の「新春のつどい」に
も参加する予定です。
きのうの夕方は四谷三丁目の丸正スーパー前、今朝は地下鉄四谷三丁目駅でそれぞれ一時間余り
宣伝活動をしました。冷たい風が吹いていたので、時間が経つに従ってマイクを持っている手が冷
たくなってしまいました。私は北国の生まれなので、東京に出てきた後も暫の間は、雪が降らない
冬なんて全然冬らしくないと思っていたし、また、肌を突き刺し、子どもの鼻水も凍るような津軽
の寒さに比べると東京の冬は生まれ育った北国の秋の終わりぐらいの気候だと思っていて、ほとん
ど寒いとも感じませんでした。しかし、40年以上も東京に住んでいると、この中途半端な冬の気
候にもすっかり慣れてしまって、最近は寒いと思うようになりました。今朝も演説中には少々震え
るような寒さを感じました。
● 1月16日 (月曜日)
朝、四谷駅で 「宣伝活動」 をしました。
今朝、JR四谷駅で宣伝活動をしました。思ったほど寒くもなく、マイクを持って一時間ほど話
をしても手がこごえるような事はありませんでした。今朝は、国勢調査で新宿区の人口が30万人
台に回復したことや新宿区の税収、行政改革、財政問題などを訴え、更に、20日からはじまる通
常国会で焦点になる「愛国心を教育基本法に盛り込む改正法案問題」「憲法改正のための国民投票
法案制定問題」「防衛庁を防衛省に格上げする問題」「高齢者の医療費を引き上げる医療制度改革
問題」などについて話ました。
依然として、今日も新年会が続いています。今日はJR新宿駅で働いている方々の組合の「旗び
らき」や四谷地区の町会連合会の「新春のつどい」など幾つかの集まりに参加しました。
● 1月14日 (土曜日)
今日はあわただしく5カ所の 「新年会」 に出席しました。
久し振りに冷たい冬の雨です。今日は、お日柄がいいのか、それとも土曜日ということからか、
私が出席する「新年会」が午前中から夜まで5ケ所もありました。2時から5時までは07年の自
治体選挙、参議院選挙関係の話し合いもあり、それぞれの集まりにあわただしく参加しました。
この頃は特に運動不足ですが、今日の最後の「新年会」は歌舞伎町で開かれたので、その後、雨
の中を早足で自宅まで歩いて帰りました。ちょうど2キロぐらいの距離でしたが、風が強く吹いて
いたので、吹き付けられて濡れてしまいました。
これで運動不足が解消された、ということになれば結構ですが、そんなことでもありません。
● 1月13日 (金曜日)
もうすぐ、清掃職員の身分切り替えが行われます。
早朝から毎日行われている「清掃事業」は、2000年4月に東京都からそれぞれの自治体に移
されました。以来、区内のごみ収集・運搬は新宿区の仕事として実施されていますが、働いている
方の身分は、これまで東京都の職員のままでした。これが今年4月1日から新宿区の職員に切り替
えになります。これによって清掃事業は名実共に新宿区の事業ということになります。
今日午後4時から、新宿西清掃支部労働組合の「新春旗びらき」があってので参加しました。身
分の切り替えはもともとの約束ですから予定通り実施されますが、待遇問題などではまだ協議をし
なければならない課題があるということです。
私は、この問題については関心を持ってきましたが、これからもこの地域に最もふさわしい清掃
事業が行われるように議会内外で発言していきたいと思っています。
夜7時から新宿文化センターで「新春名作狂言」を鑑賞しました。今日の出し物は、おなじみの
「末広がり」と「業平餅」の2曲です。野村万作、野村萬齋、野村万之介、茂山千作、茂山千三郎、
茂山千五郎などそうそうたるメンバーでした。ストーリーは全く単純ですが、鑑賞している間は何
だか時間が止まっているような雰囲気になりました。
● 1月12日 (木曜日)
「四谷・九条の会」 の結成に向けて準備中です。
大江健三郎や澤地久枝、三木睦子、加藤周一など9人が呼びかけ人になって一昨年6月に結成さ
れた「九条の会」は、その後、各地域や職場、学園などで関連の組織づくりが進められ、現在、全
国的には4000組織を超えたとも言われています。この中には、一つの家庭で「○○家・九条の
会」という会もあるということです。組織作りには、特別な条件がありませんから、多彩で多様な
組織が出来ているのだと思います。
四谷でも「(仮称)四谷・九条の会」をつくるための準備を進めていますが、そのための何回目
かの準備会が、今日、開かれました。当面、20人前後の「呼びかけ人」を組織し、その人たちの
名前で四谷にお住まいの方やこの地域で仕事をしている人に「賛同人」として参加するように呼び
かけをし、3月25日に「結成記念集会」を開きたいという段取りで進めることにしています。
この会は、「憲法九条を大切にしたい」という一点での結集ですから政党や宗教などの違いは一
切問いません。自民党、民主党、公明党、社民党、共産党、新社会党など、どの党を支持していて
も構いません。また、仏教徒であろうとキリスト者であろうと、それ以外の宗教の信者であろうと、
こちらも全く自由です。皆さんも是非、ご参加ください。
夜、知人の通夜に出かけました。今年に入ってからこれで3件目の葬儀です。寒い気候が続いて
いるので、やはり高齢者や病弱の人にはこたえるのだと思います。
● 1月11日 (水曜日)
麻生輝久区議が辞職、表向きは 「健康状態」 が理由。
新宿区議会には麻生輝久という区議会議員がおりますが、今日、「辞職願い」を議長に提出し、
議長はこれを受理し、辞職を許可しました。
突然の辞任で、私たちもびっくりしましたが、思い当たるフシはいくつもあります。これまで麻
生議員は、理由を明らかにしないで本会議や委員会をしょっちゅう欠席していました。このため、
新宿区議会では、全員一致で麻生議員に対して、区議会議員として節度のある態度をとるように何
度も求めていました。それでも不真面目な態度を改めようとしないで、今日に至っています。
麻生議員は、確か6期の議員ですが、私の知る限りでは、たったの一度も本会議場で質問をした
ことがありません。委員会では一緒になったことがありませんが、発言したということを聞いたこ
ともありませんから、恐らく委員会でもじっとしていたか、「早退」と称して途中からいなくなっ
ているのだと思います。予算委員会や決算委員会は、全部欠席です。議長や委員長がその都度、出
席を勧告していましたが、全然「ききめ」がありませんでした。一体、何のために議員なったのか
実に不思議な人でしたし、このような人を選んだ有権者も、この人に何にを期待して一票を投じた
のか、私は不思議でなりませんでした。
恐らく、このようなふざけた態度に対して、支持者を含めて次第に批判が強まり、本人も耐え切
れなかったのかもしれません。しかし、そんな事ではなく、いま辞任をして「ミソギ」をしたと称
し、次の選挙にまた立候補するんじゃないかという見方をする人もいます。これまでの彼の批判を
何とも思わない態度からして、むしろ、後者の可能性の方が高いのかもしれません。
このような突然の事態が発生したので、今日は、一斉に開かれていた常任委員会の後、幹事長会
が開かれ、議会運営委員会の理事会も急遽開催されました。
夜は、新宿区職員組合の「旗びらき」が区役所地下レストランで、また、新宿区三歯科医師会の
「新春のつどい」が市ヶ谷のグランドヒルで開かれたので出席しました。
● 1月9日 (月曜日)
新成人を祝う 「はたちのつどい」 が盛大に行われました。
今日は成人式です。新宿区主催の「成人式」は午後1時から京王プラザホテルで盛大に行われま
した。会場は、いつものように着飾った和服すがたの女性とそれぞれ個性的な服装をした男性で溢
れるような状態でした。特に、女性の和服すがたはみんな美しく、まさに花が咲き誇ってでもいる
ような感じがしました。
しかし、いつも思うことですが、何故、女性はほぼ全員が「和服」なのかということです。和服
を着ないであの会場にいるのは、勇気がいるだろうと思います。前にある人から、「着物」を着な
いので成人式には行かないということを聞いて事がありますが、その気持ちはよく分かります。
女の方は、成人式とか特別の出来事でもない限り着物を着る機会がなくなったし、人生の大きな
区切りを綺麗に祝うというならば、毎年の成人式に、ほとんどの方が着物姿になるということに余
り「目くじら」を立てることでもないかもしれませんが、それにしても異様な感じがしました。
何か、もっと気軽に新成人の門出を祝うというやり方はないものでしょうか。
ところで、新宿区の今年の新成人は男1438人、女1396人、合計2834人です。このう
ち、外国人は男179人、女263人、合計442人でした。全体の15.6%を占めています。
新宿区の総人口に占める外国人の割合は約10%で、このこと自体新宿区の大きな特徴になってい
ますが、新成人の比率はそれに輪をかけたように非常に高いということになります。
また、少子化の影響などもあり新宿区の成人の数は年々少なくなっています。例えば、今年の新
成人が生まれた20年前には、6693人もおりました。従って、当時の半分以下になったことに
なります。
着物姿の新成人で埋め尽くされた京王プラザホテルの大ホール。
● 1月8日 (日曜日)
全国大学ラグビー選手権、早稲田が31年ぶりに連覇。
ラグビーの全国大学選手権決勝が今日午後、国立競技場で行われました。前回優勝の早稲田大学
が関東学院大学に41対5で圧勝し、優勝最多の13度目の大学日本一に輝きました。決勝戦史上
最多得点差の勝利で実力の差を見せ付けました。早稲田としては、31年ぶりの連覇です。
これまでの大学選手権の優勝回数は、明治12回、関東学院5回、同志社4回、法政、慶応、大
東大は3回、日体大2回でした。
今シーズンの早稲田は、史上最強のチームと言われていましたが、そのとおりの実力を遺憾なく
発揮し、群れを抜く強さを示してきました。大学選手権緒戦の立命館戦では「126対0」という
ラグビーでも珍しいスコアを記録しています。早稲田のラグビーファンとしては、実に痛快なシー
ズンでした。これから始まる社会人とのラグビー日本選手権大会にも出場しますが、どのくらい通
用するか楽しみになってきました。
今日は10時から四谷消防団の恒例の「始め式」が四谷スクワールで開かれました。磯会団長以
下、97人の団員が制服姿で参加していました。
夜は、荒木町町会の「新春の集い」が町内でにぎやかに開催されました。久しぶりに会った人も
いて、楽しい集まりでした。
● 1月7日 (土曜日)
上野・松坂屋で 「現代書道20人展」 を鑑賞しました。
上野の松坂屋で「第50回現代書道20人展」を鑑賞しました。私の知り合いの書家が20人の
うちの一人で、招待状をいただいたので今日の日を予定し、楽しみにしていました。
展示されている20人の書家は、文字通り日本の書道界を代表するような大家ばかりです。各書
家一人当たり4点ほどの作品が掲示されていました。私は開館と同時に入場しましたが、会場は随
分沢山の人で混み合っていました。
私は、残念ながら書の巧拙についてはほとんど分かりませんが、しかし、雄渾な作品、秀麗な作
品、更に、私の知っている言葉では言い表せないひとつひとつの作品をじっと見ていると、心に強
く響くものを感じることができました。一つの字にもこのような表し方があるのかと瞠目するばか
りです。素晴らしいと思いました。
「現代書道二十人展」会場入口。内部は撮影禁止でした。
各団体で恒例の「新年の集い」が本格的に実施されます。
午後は新宿東清掃労働組合の「新年旗びらき」に出席しました。年始の作業ということで仕事が
大変らしく、それに、何人かの人はインフルエンザに感染していて、欠勤しているかあるいは仕事
終了後に早々に帰宅するかで、参加者はいつもよりは随分少ない「旗びらき」でした。
私の場合は、今日を皮切りにこれから2月の初旬から中旬まで「新春の集い」や「旗びらき」が
連日続きます。約50ケ所ぐらいですが、一日に3、4ヶ所の時もあります。色々な団体から声が
かかり、招待を受けるのはうれしいことですが、ただ全て自己負担なので、随分「出費」がかさみ
ます。これは全く頭痛のタネです。
● 1月6日 (金曜日)
各地で未曾有の大雪です。
一人暮らしの高齢者対策は万全なのでしょうか。
日本海側を中心に、北陸、東北地方は未曾有の大雪です。会津若松に行ってきましたが、50年
ぶりとか60年ぶりの雪だということでした。大雪に見舞われたそれぞれの自治体は除雪対策で対
応におおわらわだと思いますが、一人暮らしの高齢者もまた大変です。北国で育った私は、子ども
の頃、よく、屋根の雪下ろしをしましたが、高齢者の場合は第三者の助力が不可欠です。各自治体
では、安心・安全の社会システムということで、このような大雪の場合に一人暮らし家庭に対して
どのような対応をしているのか興味のあるところです。新宿区で大雪に見舞われて屋根の雪下ろし
が必要になることは、まず、ないと思いますが、大災害が発生した場合は、似たような状態になる
わけですから、雪国の自治体の危機管理のシステムを調べてみたいと思っています。
夜は、今年初めての新社会党東京都本部執行委員会。選挙対策などについて議論しました。
● 1月4日 (水曜日)
強い者はもっと手厚く「優遇」し、弱い者には「自助努力」を強要。
今日はいわゆる「仕事始め」です。今年はどのような一年になるか、予測はつきませんが、政
治的にも社会的にも、これはと思ういい材料がありません。大分前から、景気は次第に回復してい
ると言われていますが、多くの人たちは、異口同音に「その実感がない」と言っています。
昨日の朝日新聞第一面に「就学援助」が4年で4割も増加したという記事が載っていました。公
立の小中学校で文房具や給食費、修学旅行などの援助を受ける児童・生徒の数が激増し、東京や大
阪では4人に1人が「就学援助」の対象者ということです。恐らく新宿区も同じ状態だと思います。
塾や家庭教師に湯水のように費用をかける家庭と
文房具の購入や給食費の支払いにも事欠く家庭。
ますます歴然となる日本社会の二極化現象。
社会全体で進んでいるこの二極化現象は、一体どういうことなのでしょうか。いわゆる新自由主
義の目指す社会という事かもしれませんが、強いものはもっと強くなるように「優遇」し、弱いも
のには「自助努力」と「自己責任」を強要する社会は、どう見ても「健全な社会」とは言えません。
私には、こんな状況を当然のこととしてとても看過することはできません。
● 1月3日 (火曜日)
箱根駅伝でシード権を取れず、来年も「予選会」からスタート。
今日も午前と午後の数時間、「やまびこ会」の印刷物を配って歩きました。いい運動になりまし
た。「大学対抗箱根駅伝」の後半戦は、抜きつ抜かれつの激戦でしたが、亜細亜大学が初の栄冠に
輝きました。母校の早稲田大学は9位でスタートしましたが、10区で大幅に順位を落とし、シー
ド権確保には程遠い15位と完敗でした。今年は期待していましたが、残念至極。
夜は先月の30日に亡くなった町内の知人の「通夜」に出席しました。2年越しの葬儀です。
● 1月2日 (月曜日) ―
大学箱根駅伝は不振。ラグビーは圧倒的な強さ。
新年二日目。一時雨が降りましたが、穏かな天候です。午後から「やまびこ会」印刷物を何軒か
配付しました以外は、家でテレビを見ていました。伝統の「大学対抗箱根駅伝」の前半戦は、雪の
箱根路での争いになりましたが、母校の早稲田は前半9位で、シード枠の順位では最下位でした。
問題は明日どうなるかです。一方、ラグビーの「大学選手権」は、国立競技場で準決勝が行われま
した。テレビの映像では、空席も目立っていたので国立競技場に自転車で駆けつけようかなあ、と
思ったりしましたが、雨が降っていて寒そうなので自宅でテレビ観戦にしました。法政大学が相手
ですが、予想通り61対5で早稲田の圧勝でした。早稲田は、大試合では珍しいスクラムトライも
決めたりして、まさに自由自在で実にいい試合でした。
決勝戦は8日に行われますが、これで5年連続で関東学院との試合になりました。
● 1月1日 (日曜日)
2006年を平和の年に! あけまして おめでとう ございます。
どうか今年も皆さんのご指導をいただきますようお願い致します。
あの侵略戦争の犠牲者が、二度とない自らの命と引き換えに、いま生きている私たちに遺産とし
て残してくれた「平和憲法」。いま、この時代に生を持つ私たちは、平和を願うおびただしい犠牲
者の意思を受け止め、自らの責任において、次の世代にこの遺産を残さなければなりません。
特に「憲法第九条」は何が何でも〜。
今年は、憲法を守り、その理念を生かしていくために決意を新たに頑張ります。
● 中部高原ドイツに伝承されている「寓話」を紹介します。 ●
一人の馬鹿が道端に立って、「槍」や「火縄銃」に肩にかついだ一隊の軍勢が行進して
くるのを見ていた。兵隊がすぐそばを通りかかった時、馬鹿は兵隊に尋ねた。
馬鹿「みなさんは、いったいどこからおいでですか?」
兵隊「平和からだ」
馬鹿「どこへ行くんですか?」
兵隊「戦争へさ」
馬鹿「戦争で何をするんですか?」
兵隊「敵を殺したり、敵の町を焼いたりするんだ」
馬鹿「なぜ、そんなことをするんですか?」
兵隊「平和をもたらすためにさ」
馬鹿「はて、おかしなことがもあるもんだ。平和からやってきて戦争に行く、
それる平和を作るためにだと。
なぜ、はじめから平和に留まっていないんだろう?」。
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