経営者・会社の事件・事故
2008/11/19 |
「東鉄ビルメン」25年間独占 |
「東鉄ビルメン」25年間独占 さいたま地検特別刑事部は、春日部市教育委員会が発注した市民文化会館の管理業務委託を巡り、指名競争入札を実施したかのように装い業者を選定したとして、同市教委学校総務課主幹の中山恵治容疑者を官製談合防止法違反容疑で、ビルメンテナンス会社「東鉄ビルメン梶v(本店 練馬区三原台1−27−3 代表 小川日良氏)副社長の小川剛志容疑者、同社事業部長の生田和寛容疑者を競売入札妨害容疑で逮捕した。 同市によると、同会館の電気・機械設備管理業務は、開館当初から指名競争入札で受注先を選定していたが、同社は、25年間にわたり全てを落札していた。同刑事部は、同社が受注し続けた経緯についても調べている。 調べによると、中山容疑者は、市民文化会館の設備管理委託業務の指名競争入札で、入札予定業者5社の見積書を小川容疑者らに事前に集めさせ、同社が最低価格で落札したように虚偽の契約書を作成。予定価格約1,412万円に対し、契約額1,325万円で落札したように装い、公正な入札を妨害した疑い。 同社は、昭和49年1月設立、資本金1,000万円。 |
Copyright © since 1998 株式会社セイケイデータ
All rights reserved.