佐賀県平和運動センターなどは12日、全国で展開されている「さようなら原発一千万人署名市民の会」の呼びかけ人である作家の大江健三郎さんら9人の連名による、脱原発に向けた要請書を古川康知事に提出した。同時に、同センターなど県内4団体連名で原発に依存しない社会の実現を求める申し入れ書も提出し、玄海原発再稼働への慎重姿勢を求めた。
要請書は大江さんやルポライターの鎌田慧さん、音楽家の坂本龍一さん、哲学者の鶴見俊輔さんらの連名。福島原発事故により、安全な原子力発電などあり得ないことが明白になったと指摘し「停止中の原発の稼働を認めず、行き場のない使用済み核燃料をこれ以上増やさないように」と求めている。
2012年3月13日
「メディア・プロダクション・スタディーズ」の研究を始めた五嶋正治准教授に聞く。