福島第1原発事故 格納容器などへの窒素注入が一時停止 注入停止は8回目
東京電力・福島第1原発の1号機から3号機で、水素爆発を避けるため行われている窒素の注入が一時停止したが、予備装置を起動して再開された。
4日午前10時55分ごろ、1号機から3号機の格納容器などに注入している窒素の量が「0」を示していることを作業員が確認した。
その後、予備の装置を起動し、午後0時29分に窒素の注入が再開されたという。
停止した原因は調査中だが、東京電力では、水素爆発のリスクが発生するには、30時間かかるとみていて、今のところ、1号機から3号機の水素濃度や、モニタリングポストの値に異常はないとしている。
窒素の注入の停止は、今回で8回目となる。
(04/04 15:23)