福島第1原発事故 爆発リスク回避のため注入されている窒素の測定計器が「0」示す
爆発リスクの回避のために、福島第1原発1号機から3号機に注入されている窒素の量を測る計器が、「0」を示していることがわかった。
東京電力は、窒素が注入されていないおそれがあるとして、原因を調べている。
関係者によると、4日午前11時前、爆発リスクの回避のために、福島第1原発1号機から3号機に注入されている窒素を計る計器が「0」を示したという。
4日午前5時の時点で、1号機の格納容器内には、毎時23立方メートル、圧力容器には15.3立方メートルの窒素が注入されている。
東京電力は、窒素を注入する設備の一部が故障したとみて、くわしい原因を調査している。
(04/04 12:29)