宮城県の女川原発で、使用済み燃料プールを冷却するポンプが一時止まるという事故がありました。当時、女川町では16メートルの強風が吹いていました。3日の暴風の影響で、電圧が低下したのが原因とみられています。

 午後9時50分ごろ、暴風の影響により、東北電力の宮城県内の送電線で瞬間的に電圧が低下するトラブルが発生しました。この影響で、女川原発1号機の使用済み燃料プールの冷却ポンプが自動停止しました。その後、職員が設備に異常がないかを確認し、19分後に手動で復旧させました。燃料プールの水温に変化はなく、安全性に問題はないということです。また、青森県の東通原発でも同様のトラブルが起きています。

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