出光など、福島に地熱発電所の建設で協議 国内最大級

2012.4.3 13:04

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 出光興産、国際石油開発帝石などは3日までに、福島県の磐梯朝日国立公園内に地熱発電所を建設することを目指し、地元と協議を始めた。同意が得られた場合、本年度から調査を始め、10年後をめどに稼働。発電能力は、地熱発電では国内最大規模の27万キロワット程度に達する見通しだ。

 政府は、再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、発電量が安定している地熱を有望視しており、補助金などで今回の開発を支援する方針だ。

 ただ、地熱発電は地中深くの蒸気と熱水を利用するため、配管が損傷すると有害な重金属を含む熱水が外部に漏れ出す恐れがあり、周辺の温泉地への影響を懸念する声もある。

 このため、出光などは3月に地元自治体向けの説明会を開催。4月以降も温泉組合に対して説明会を実施し、開発への理解を求める考えだ。

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