TUFS言語モジュールは,東京外国語大学大学院の21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」の研究成果を活かして開発した,新しいインターネット上の言語教材です。英語以外の言語教材は,主として大学生が初めて新しい外国語を学ぶための教材を想定しています。英語については,小学校での総合学習や中学校で初めて学ぶ外国語としての英語を念頭において開発しました。
2004年6月に「発音モジュール」が12言語で公開され,それに先立つ2003年12月には「会話モジュール」が17の全ての言語で公開されました。続く2006年4月には,「文法モジュール」が10言語で公開され,「語彙モジュール」も2言語で公開中です。これらの教材は,東京外国語大学の教員,大学院生および学外協力者を含む100名以上の協力によって開発されました。詳しくは開発者一覧をご覧ください。
さらに,言語学の高度な教養教材として,世界の言語音を記述することを目的とした「IPA(International Phonetic Alphabet)モジュール」とアジアの諸言語とヨーロッパの諸言語の文法を通言語的に解説した「通言語文法(Cross-Linguistic Grammar)モジュール」の開発も行われています。
2007年度以降も『世界の「言語・文化・地域」理解のための最適化教育プログラム(文部科学省特別教育研究経費)』により継続中です。 |