本論は、Tamotsu Shibutani, 1955, Reference Groups as Perspectives, The American Journal of Sociology, 60(6): 562-9[http://www.jstor.org/pss/2771966]の全訳である。訳文中「 」でくくられている箇所は原文において“ ”を、また訳文中傍点が付されている箇所は原文においてイタリック体で記されている箇所を表している。また〔 〕は訳者による補足のための挿入を表している。各訳者の分担は次の通りである。「摘要」(桑原 司)、「問題の所在」「文化と自己統制」「種々の社会的世界の構成」「忠誠と反応の選択的特性」(木原)、「大衆社会を研究するということ」(奥田真悟)。なお、本論における訳注はすべて桑原が作成した。また、全体的な訳語・訳調の統一・調整も桑原が行った。
本論の公刊に際しては、シカゴ大学出版局のGreta Wahlers氏及びPerry Cartwright氏には、著作権処理などの手続きで尽力いただいた。ここに記して感謝したい。 Originally published in English under the title 'Reference Groups as Perspectives' and copyright © 1955 by University of Chicago Press, Inc.
Copyright © 2012/03/31 by Faculty of Law, Economics and Humanities of Kagoshima University. なお、「正式版」については2012年度中にその公刊を予定している。本サイトにおいて「試訳版」を暫定的公開したのは、著作権の期限(上記)を考慮してのことである(2012/03/31-2012/04/04)。 |