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2012年4月4日10時41分

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労組が喫茶店無許可営業 神戸市バス営業所で19年間

写真:無許可営業が続いていた神戸市交通局中央営業所の「喫茶ぬのびき」=神戸市中央区拡大無許可営業が続いていた神戸市交通局中央営業所の「喫茶ぬのびき」=神戸市中央区

 神戸市交通局職員でつくる「神戸交通労働組合」が過去19年間にわたり、庁舎にあたる市バス営業所内で、市の許可なく職員向けの喫茶店を営業していたことがわかった。市は無許可営業を把握しながら黙認し、光熱水費の徴収もしていなかった。労組は保健所の営業許可も取得していなかったという。

 無許可営業が続いていたのは、神戸市中央区の中央営業所にある「喫茶ぬのびき」。2階の職員休憩室内に8席分のカウンターを構え、コーヒーや紅茶(各150円)のほか、キムチ焼きめし(300円)、牛丼(350円)、焼き肉定食(480円)など約20種類を販売。労組が雇ったパート従業員2人がコンロやレンジで調理にあたっている。

 労組や市によると、1993年の営業所開設当時から、労組が職員の福利厚生を掲げて運営。当初はコーヒーやモーニングセットだけだったが、3年前に営業所内の職員食堂が閉鎖され、メニューが増えていったという。

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