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米大学乱射事件 逆恨みの犯行か
4月4日 4時12分

アメリカ西海岸の大学で起きた7人が死亡する乱射事件で、警察は元学生だった43歳の韓国系の男が、ほかの学生に英語の話し方をからかわれていたことや、大学を退学になったことなどが重なったことによる逆恨みの犯行の可能性があるとみて調べています。

この事件は、カリフォルニア州オークランドのオイコス大学で2日、男が授業中に拳銃を乱射して7人が死亡し、3人がけがをしたもので、警察はこの大学の元学生で、韓国系のワン・ゴー容疑者(43)を逮捕して調べています。
警察のこれまでの調べによりますと、ゴー容疑者は犯行の際、大学の受付の職員を銃で脅したうえで、別の幹部職員を捜して教室に入ったものの職員が見つからず、学生たちに壁に向かって並ぶよう指示したあと、無差別に乱射を始めたということです。
また、動機を巡っては、ゴー容疑者は英語の話し方でほかの学生にからかわれたことなどから大学で問題を起こし、ことし1月に退学処分になっていたということです。また、地元のメディアは、ゴー容疑者が多額の借金を作りながら、大学に入学していたとも伝えています。
警察は、ゴー容疑者が退学になったことなどを逆恨みして犯行に及んだ可能性があるとみて、さらに調べています。

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