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日本医師会 新会長に横倉氏
4月1日 18時17分

日本医師会 新会長に横倉氏
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日本医師会の会長選挙が行われ、横倉義武副会長が現職を破って新しい会長に選出されました。

日本医師会は、1日、代議員会を開き、2年間の任期満了に伴う会長や副会長などの役員選挙を行いました。
会長選挙には、現職の原中勝征氏と副会長を務める横倉義武氏、それに京都府医師会会長の森洋一氏の3人が立候補し、代議員357人による投票が行われました。
1回目の投票で有効投票の2分の1以上を獲得した候補者はなく、横倉氏と原中氏との間で決選投票が行われた結果、横倉氏が192票、原中氏が164票で、横倉氏が新しい会長に選出されました。横倉氏は67歳。
福岡県内の病院の理事長で、おととし4月から日本医師会の副会長を務めています。
前回の会長選挙では、3年前の衆議院選挙で民主党を支持した茨城県医師会の会長を務めていた原中氏が当選しました。
今回当選した横倉氏は、自民党など野党側とも柔軟な関係を築くべきだと主張したほか、地域医療を充実させ、国が進める医療制度改革に地域医療の実態を反映させることなどを訴えました。
横倉氏は記者会見で、「崩れかけている地域医療を立て直すため、政府に強い要求ができる医師会を作りたい。政権与党は基本的に大事にしなければならないが、参議院を見ると野党にも政策を理解してもらわないと法案が通らない。政党との関係はしっかり対応したい」と述べました。

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