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全原発停止迫るも“再稼働は安全踏まえ”4月3日 17時50分
藤村官房長官は、午後の記者会見で、福井県にある関西電力大飯原子力発電所について、全国の原発の運転が停止する来月5日より前に運転再開することにはこだわらず、あくまで安全性の確認や地元の意向を踏まえて判断する考えを示しました。
全国の原子力発電所で、唯一、運転を続けている、北海道電力泊原子力発電所3号機は、定期検査のため、来月5日に運転を停止し、それまでに運転を再開する原発がなければ、国内にある54基すべてが停止します。
これに関連して、藤村官房長官は、記者団が「全国すべての原発が停止する来月5日より前に大飯原発を再稼働させたい考えか」と質問したのに対し、「それが目安ということではない。一つ一つの原発の再稼働について、きょうまで繰り返してきた手続きを経て、最終的に判断することだ」と述べ、全国の原発の運転が停止する来月5日より前に運転再開することにはこだわらず、あくまで安全性の確認や地元の意向を踏まえて判断する考えを示しました。
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