NHK佐賀県のニュース　佐賀放送局

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玄海町が薬草開発で企業と協定

新たな地域おこしとして薬用植物の開発を進めている玄海町は化粧品関連など地元の企業２社と協定を結び、漢方薬や化粧品など薬用植物を生かした商品の開発や販売に取り組むことになりました。
玄海町では、平成２０年度から九州大学と共同で薬用植物の開発に取り組んでいて去年には、国内では自生していない漢方薬の原料となる「甘草」の栽培に取り組む「薬用植物栽培研究所」を設立しました。
玄海町では、地元の企業の協力も得て、こうした薬草の開発や販売を進めようと、いずれも唐津市にある、運送会社「松浦通運」と化粧品の成分分析などを行う企業「ブルーム」とこのたび、協定を結びました。
具体的には、▼「松浦通運」と「ブルーム」は玄海町で栽培された薬用植物を使った漢方薬や化粧品などの商品開発や流通について玄海町に支援を行い、▼玄海町は、企業側に対して、地域資源を活用した新たな雇用や企業進出への協力や支援を行うことなどとしています。
玄海町の岸本英雄町長は、「玄海町で栽培される薬草を化粧品の原料などに活用し、新たな産業や雇用の創出につなげたい」と話しています。

04月03日　09時49分

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