元旦のじゃなく、
昨年末の写真。初めて使ったリバーサルフィルムなのでどんな風に写っているかドキドキ。写真屋で確認したかぎりではちゃんと写っていたのでホッとした。ルーペ無しでフィルムをそのまま鑑賞するのは辛いので、ライトボックスとルーペ(のセット)を買っておく。
リバーサルフィルムって奴は背面から光を当ててやらないと、暗くて何が写っているのか確認しにくい。そんな訳で鑑賞するのにライトボックスが必要なわけで。まあネガフィルムだとプリントしないとどんな色が出ているかわからんのだから、フィルムを直接見るのならリバーサルフィルムのほうが見やすいともいえる。
実際にフィルムをライトボックスの上に載せると綺麗に見えるね。ルーペでのぞくと細かいディテールもちゃんと確認できるし。24x36mmの小さなコマにちゃんと人の表情が写ってるのは感動的ですらある・・・って大げさだな。でも色がとても綺麗に出ていて実に鮮やかだ。もい'氏の上着ってこんなに鮮やかなオレンジだったっけ?とか思ってしまう。
不安バリバリだった露出は一枚を除いてほぼ意図どおりだった。俺様すげえ(ぉ。FM2の露出計を基準にしたけど、これかなり当てになるみたい。失敗した一枚は逆光(つまり被写体は日陰になる)で、背景の露出はばっちりだった。そういや背景で露出合わせてた記憶があるわ。このときは段階露出はやっていない。ちなみに段階露出は途中からベスト(と思われる)露出、-0.5、-1段の順にやっていた。最初のコマが意図どおりだったわけで。
ふと思いついて、New NIKKOR 50mm F1.4を使ってみた。マウント面をフィルム側にし、レンズの前球から覗く訳である。少しと言うかかなり使いにくいし、コマ全体も見えないけど、かなりクリアに見える。古いレンズとは言っても、写真用レンズって高いだけの事はあるんだな〜と実感する。というかルーペが安物すぎるんだなw
リバーサルフィルムって面白いね。フィルムは高めだけど現像は安いし、同時プリントも無いので不必要にかさばらないし。気楽に鑑賞できないのが欠点だけど、大抵の写真は一度見たらそれっきりな事も多いので重大な問題でもないよな。それに
なんか自分の写真の腕が上がったような錯覚に陥るしw銀塩愛好家にリバーサルフィルムが人気ある理由がわかったような気がする。と言うわけで、リバーサルフィルム3本パックを買っておくことになるのです。
画像はそのうちのひとコマ。フィルムをスキャンできる機器が無いので、QV-4000にCLOSE-UP No.3とNo.4を重ねて接写した。フィルムがカールしていて綺麗に取れない&露出が巧くきまらずアンダーになっちゃった。要修行也。
なお、昭和村に実際にあった看板である。
2006-01-12
画像がいささか見難いので、撮影しなおして差し替えた。多少は修行しているのですよ。まだまだ試行錯誤中