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2012年4月2日(月) 20:05 |
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相次ぐ未就学児への虐待
今年に入って、岡山市では、子どもに対する虐待の事件が相次いでいます。 先月30日には、2歳の娘に暴行を加えたとして、32歳の父親が逮捕されました。 就学前の子どもが被害にあっています。
2010年度、岡山市の虐待相談対応件数は308件、前の年よりおよそ50件増えました。 事件に至った件数は、今年はすでに3件を数えます。 いずれも、事件の前に近隣住民からの通報や、親から保健所への相談があったといいます。 先月30日、岡山市東区で2歳の養女に殴る蹴るの暴行を加え重傷を負わせたとして、32歳の父親が逮捕された事件では、2週間前、虐待の疑いがあるという通報が市に寄せられ、担当者が家を複数回訪れて母親と面会しましたが、父親には会えなかったと言います。 また、今年の3件の事件はいずれも、被害を受けたのが小学生に上がる前の子どもでした。 就学前の子どもと、その親が社会から孤立するのをどう防ぐのか。 核家族化が進む中、子どもを育てる地域の環境が改めて問われています。
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