大阪エンターテイメント都市構想研究会 設立趣意書
【研究会の目的】
本研究会は大阪府下におけるエンターテイメントの都市構想について研究し、その成果を大阪府に提案し、政策実現への基礎作りに資することを目的とする。
【研究会の名称】
本研究会は「大阪エンターテイメント都市構想研究会
(英名:Society for Osaka Entertainment Initiative)」と称する。
(英名:Society for Osaka Entertainment Initiative)」と称する。
【研究会事務局】
本研究会の事務局を、大阪市中央区今橋2丁目1番1号(株)グローバルミックス内におく。
【研究会の活動】
本研究会は前条の目的を達成するため、以下の活動を行う。
- 世界のエンターテイメント都市を研究し、観光における国際競争に伍する都市のあり方を研究する。
- 府民の生活の質を高めるために必要なエンターテイメント政策を研究する。
- 雇用効果、交通インフラ、経済波及効果など多角的な側面からエンターテイメント産業が地域に与える影響を研究する。
- 統合的エンターテイメント施設を実現するために必要な法律や制度のあり方を研究する
【研究会の活動期間】
研究会の活動期間は平成21年4月1日から平成21年9月30日までとする。
【研究会会員】
会員は本会の目的及び趣旨に賛同する、研究会企業で構成される。
【会費】
会費は別途定めるものとする。
【全体会議】
全体会議は原則的に隔月で開催する。また、必要に応じて分科会を開く。
以上
「大阪エンターテイメント都市構想研究会」規約
第1章 総 則
(名称)
第1条 本会は、大阪エンターテイメント都市構想研究会
(英文名称:Society for Osaka Entertainment Initiative、SOEI)と称する。
(英文名称:Society for Osaka Entertainment Initiative、SOEI)と称する。
(目的)
第2条 本会は、民間企業が中心となり、大阪・関西における諸問題を解決するためのツールとして、エンターテイメント産業や観光産業に着目し、持続可能な地域経済発展のための現実的構想を行政に提言することを目的とする。
(事務局)
第3条 本会の事務局を、大阪府大阪市中央区今橋2-1-1株式会社グローバルミックス内におく。
第2章 組 織
(組織組成)
第4条 本会は以下の構成員によって組成される
- 座長(1名)
- 研究員(4名)
- 会員企業(複数社)
また、研究員および会員企業の指名を受けた個人または団体を、座長の承認により、オブサーバーまたはアドバイザーとすることができる。
(分科会)
第5条
- 第2条に定める目的を達成するために必要と認める場合には、専門的な事項を審議するための機関として、本会の下に、分科会を置くことができる。
- 分科会の委員は、座長が指名する。
- 分科会の運営については、座長が別に定める。
第3章 会員企業
(会員)
第6条 本会の会員企業は、本会の目的に賛同する法人その他の団体とする。
(会費)
第7条 本会の会員企業は、次に定める会費を納入しなければならない。
- 会費 500,000円(消費税抜き)
- 既納の会費は、還付しない。
(資格の喪失)
第8条 会員は、退会した場合のほか、次の各号のいずれかに該当するときは、会員としての資格を失う。
- 法人会員にあっては、当該法人が解散したとき。
- 第2条の目的に反する行為をしたと認められる場合において、第9条の研究役員会議の議決をもって除名されたとき。
第4章 研究役員会議
第9条 研究役員会議は座長によって招集され、座長および研究員4名の参加によって行われる。
第10条
- 研究役員会議の議長は、座長とする。
- 研究役員会議は、2分の1以上の出席がなければ、開催することができない。
- 研究役員会議の議事は、出席者の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
(研究役員会議の付議事項)
第11条 研究役員会議に付議すべき事項は、次のとおりとする。
- 規約の改廃
- 予算および事業計画の策定
- 会員企業の承認
- その他座長が特に必要と認める事項
第5章 会 計
(会計期間)
第12条 本会の会計期間は、2009年4月1日から2009年9月30日までとする。
(経費)
第13条 本会の経費は、会費やその他の収入をもって、これに充てる。
付 則
- この規約に定めるもののほか、本会に関し必要な事項は、座長が別に定める。
- 会則の変更は、研究役員会議において議決するものとする。
- この規約は、2009年3月15日から施行する。
「大阪エンターテイメント都市構想研究会」設立にあたって
平成20年1月に橋下徹知事が誕生、「大阪維新」の旗印のもと、大阪府政の刷新に邁進されているのはご承知のとおりかと存じます。私は大阪府政策アドバイザー、および特別顧問として、都市構想の策定や歴史や文化を活かした景観形成、都市魅力づくりを知事とともにすすめております。そのなかで、大阪にあって「コンベンション都市」「エンターテイメント都市」の発想を深め、具現化する必要性に関して、知事とも意見交換を重ねてきているところです。
私は、大阪をさらに発展させる方法のひとつとして、「統合型観光リゾート都市」あるいは「エンターテイメント都市」をキーワードとする地域整備が重要であるとかねて考えております。その機運を高めるためにも、民間企業有志が集い、大阪独自の統合型の都市型リゾート、いわば大阪流の「エンターテイメント都市」の構想をまとめ、内容の濃い提言をひろく発信することが不可欠だと思い、今回、観光やエンターテイメント産業にご理解の関西および日本を代表とする企業を中心に、「大阪エンターテイメント都市構想研究会」を設立する運びとなりました。
研究会での検討には多くの英知と経験とを必要といたします。本研究会の設立趣旨をご理解いただき今後の研究会の活動にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
私は、大阪をさらに発展させる方法のひとつとして、「統合型観光リゾート都市」あるいは「エンターテイメント都市」をキーワードとする地域整備が重要であるとかねて考えております。その機運を高めるためにも、民間企業有志が集い、大阪独自の統合型の都市型リゾート、いわば大阪流の「エンターテイメント都市」の構想をまとめ、内容の濃い提言をひろく発信することが不可欠だと思い、今回、観光やエンターテイメント産業にご理解の関西および日本を代表とする企業を中心に、「大阪エンターテイメント都市構想研究会」を設立する運びとなりました。
研究会での検討には多くの英知と経験とを必要といたします。本研究会の設立趣旨をご理解いただき今後の研究会の活動にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
大阪エンターテイメント都市構想研究会
座長:橋爪紳也
座長:橋爪紳也
研究会座長プロフィール
橋爪紳也
Hashizume Shinya
1960年大阪市中央区生まれ。大阪府立高津高等学校から京都大学工学部建築学科に進学。同大学院で建築史学、文化財保護行政を学ぶ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程で都市計画学・環境工学を修め、以後、近代日本の都市における娯楽施設、および遊楽地に関する研究を展開する。建築史・都市文化論専攻。工学博士。
現在,大阪府特別顧問。大阪府立大学教授・観光産業戦略研究所長。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授。橋爪総合研究所代表。社団法人生活文化研究所所長。
イベント学会副会長、社団法人日本ディスプレイ業団体連合会理事、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、上海世界博覧会大阪出展プロデューサー、水都大阪2009プロデューサー、大阪商工会議所都市再生委員会副委員長、空間デザイン機構顧問など、公職多数兼務
博覧会やイベント空間、ディスプレイ、盛り場や商業施設に関わる総合的な研究を展開するとともに、各地で市民参加型のまちづくりを実践。せんば元気の会や三休橋筋商業協同組合のアドバイザーなども勤める。
「倶楽部と日本人」、「明治の迷宮都市」、「大阪モダン」、「日本の遊園地」、「祝祭の帝国」、「人生は博覧会」、「集客都市」、「モダン都市の誕生」、「飛行機と想像力」、「日本の博覧会」、「あったかもしれない日本」、「モダニズムのニッポン」、「にっぽん電化史」、「大阪のひきだし」、「大大阪モダン建築」ほか,著書は数十冊を数える。受賞歴に,ディスプレイデザイン研究大賞、エネルギーフォーラム賞優秀賞など。
現在,大阪府特別顧問。大阪府立大学教授・観光産業戦略研究所長。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授。橋爪総合研究所代表。社団法人生活文化研究所所長。
イベント学会副会長、社団法人日本ディスプレイ業団体連合会理事、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、上海世界博覧会大阪出展プロデューサー、水都大阪2009プロデューサー、大阪商工会議所都市再生委員会副委員長、空間デザイン機構顧問など、公職多数兼務
博覧会やイベント空間、ディスプレイ、盛り場や商業施設に関わる総合的な研究を展開するとともに、各地で市民参加型のまちづくりを実践。せんば元気の会や三休橋筋商業協同組合のアドバイザーなども勤める。
「倶楽部と日本人」、「明治の迷宮都市」、「大阪モダン」、「日本の遊園地」、「祝祭の帝国」、「人生は博覧会」、「集客都市」、「モダン都市の誕生」、「飛行機と想像力」、「日本の博覧会」、「あったかもしれない日本」、「モダニズムのニッポン」、「にっぽん電化史」、「大阪のひきだし」、「大大阪モダン建築」ほか,著書は数十冊を数える。受賞歴に,ディスプレイデザイン研究大賞、エネルギーフォーラム賞優秀賞など。
研究員プロフィール
佐和良作
Sawa Ryosaku
1946年和歌山県出身。京都大学経済学部卒業。日本銀行に入行。ペンシルバニア大学経済学修士。国際通貨基金シニアエコノミスト、日本銀行考査役などを経て、1996年から大阪商業大学教授、専門は金融論、ギャンブル産業の経済学。著書に「日本のビックバン」(ダイヤモンド社、1997年)、「金融破綻」(ダイヤモンド社、1998年)、「現代経済学ワールド」(八千代出版、2002年)「現代経済ウォッチング」(八千代出版、2006年)、「オセアニアにおけるゲーミング事情」(大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要、2006年)など。
佐々木一彰
Sasaki Kazuaki
1967年横浜市出身。日本大学大学院経済学研究科博士後期課程を単位取得満期退学後、鈴鹿国際大学国際学部を経て、日本大学経済学部専任講師。専門は経営学、現代企業論、ツーリズム企業のマネージメント。論文として、「ゲーミング企業におけるホスピタリティ側面」(日本ホスピタリティ・マネジメント学会、2004年)、「国際観光事業―カジノを含んだIR(integrated Resort)を中心として」(「観光事業論」ミネルバ書房2009年)など
勝見博光
Katsumi Hiromitsu
1960年京都市出身。大阪大学人間科学部卒業。大阪市立大学大学院創造都市研究科都市政策修士。株式会社ケイオス代表取締役兼株式会社グローバルミックス代表取締役。専門は、都市政策、文化産業論、創造都市論。明治大学政策学部ケベック講座特別講師、岐阜県地方自治大学校講師、総合研究開発機構(NIRA)研究委員を歴任。共著に「都市空間を創造する」(日本経済評論社、2006年)、「創造都市への展望」(学芸出版社、2007年)など。
藤本光太郎
Fujimoto Kotaro
1969年奈良県出身。大阪大学工学部卒業。大阪商業大学大学院地域政策学研究科博士課程修了。博士(地域政策学)。株式会社電通を経て、大阪商業大学アミューズメント産業研究所嘱託研究員。専門はツーリズム論、行動経済学。共著、著書に「Pachinko Players in Japan: Subculture, Cult, or Ordinary Citizens at Leisure?」(Gaming Law Review、2005年)、「日本のカジノプレイヤー」(ギャンブリングゲーミング学研究、2009年)など。