※2007/10/24 コンテンツの内容を部分的に修正しました。
キャッシュされたら困るページとはどんなものがあると思いますか?
例えば、有料のページ。
キャッシュされて何度も見られてしまったら困ります。
そうしないためにも、プログラム側でキャッシュされないような制御をかけます。
ところで、自分のPCにどのようなファイルがキャッシュされているか気になりませんか?
IEの場合は簡単です。
ツール>インターネットオプション>全般>(インターネット一時ファイルの)設定>ファイルの表示
で見ることができます。
ファイルはTemporary Internet Fileに保存されます。
ルートは、WindowsXP(私のPC)の場合、
C:\Documents and Settings\ユーザアカウント\Local Settings\Temporary Internet Files
『ユーザアカウント』は個人のPCによって異なります。
Firefoxを起動させて、アドレスバーに『about:cache』とアクセスしてください。
すると、以下のようが画面が表示されます。
Memory cache deviceとDisk cache deviceというのが表示されます。
これらの『List Cache Entries』をクリックするとキャッシュファイルを見ることが出来ます。
ちなみにキャッシュの保存先は以下の場所です。
C:\Documents and Settings\ユーザアカウント\Local Settings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\プロファイル名\Cache
※ちなみに「Local Setting」と「Application Data」は隠しフォルダです。表示されていない場合は、エクスプローラーの上部メニューの「ツール」>「フォルダオプション」を開いて、「表示」タブをクリックして、「ファイルとフォルダの表示」>「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れてください。
でも、なんだかURLがずらっと並んでいるだけで、見づらいなぁと思いません?
そんなときのための便利なツールがFirefoxにはあるんです!
その名も『CacheViewer』
URLにアクセスしなくてもイメージを表示してくれるから、検索が速い!
普通の人はキャッシュファイルなんて見ませんが、技術者にとっては便利なツールです。
まず、以下のサイトからアドオンをインストールしてください。
CacheViewer :: Firefox Add-ons
Firefoxを再起動したら、メニューバーのツールのところに、「CacheViewer」というのがあるので、クリックしてください。
すると、ポップアップウィンドウが開いて、キャッシュされたファイルのURIと画像を見ることができます。
そのウィンドウから、キャッシュファイルを検索したり、削除したりすることが可能です。
ものすごく使いやすいインターフェイスなので、見ただけで使い方はわかると思います。
ちなみに、デフォルトではSSL領域はキャッシュしないようになっている(はず)なんですが、SSLのキャッシュもしたい!と思ったらどうすればよいのか?
Firefoxには便利な管理ツール機能がついています。
アドレスバーに『about:config』と入力。
『browser.cache.disk_cache_ssl』という文字列を検索してください。
これがtrueだったらキャッシュする。falseだったらキャッシュしない、となります。
『about:config』は結構便利です。
PCに多少詳しい人であれば、なんとなくわかりますから、ちょっと特殊な設定を変更したい場合には是非お使いください。
【追記 2007/10/24】
アドオン配布サイトさんが閉鎖されておりました。
以下のサイトから、アドオンが入手できます。
現時点で最新の2.0.0.8にインストールしてみましたが、問題なく動作することを確認しました。(OSはWindowsXPです。)
CacheViewer :: Firefox Add-ons
絶対に便器!
『CacheViewer』
http://park2.wakwak.com/~benki/cacheviewer.html
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Firefox(火狐)でキャッシュファイルを見る方法
from パソコン手探り 2009/05/22