オーストラリア人の約1割は人種至上主義者=調査
[キャンベラ 29日 ロイター] 人口に占める移民の比率が高く、多民族国家として知られるオーストラリアだが、国民の10人に1人は「人種至上主義者」であることが調査で明らかになった。
調査はウエスタン・シドニー大学が約10年にわたり、ニューサウスウエールズ州の約1万2500人を対象に実施。イスラム系など一部の民族グループが現代オーストラリア社会に属していないと考える人も全体の46%になるなど、人種差別的視点を持つ人が少なくないことも明らかになった。
調査を率いたケビン・ダン氏は、地元ラジオ局に対し「80%以上の人が文化の多様性はメリットがあると考え、オーストラリア社会にとって良いことだと見ている」とコメント。その上で、全体の10分の1は、人種によって優劣があると信じる人種至上主義的な人だという見方を示した。
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