柏崎刈羽原発:運転の差し止めを求め23日に提訴へ

2012年4月2日 20時24分 更新:4月2日 20時34分

東京電力柏崎刈羽原発=新潟県柏崎市で2012年3月20日、本社ヘリから木葉健二撮影
東京電力柏崎刈羽原発=新潟県柏崎市で2012年3月20日、本社ヘリから木葉健二撮影

 新潟県内の弁護士を中心とした「脱原発新潟県弁護団」は2日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の運転差し止めを求め、今月23日に新潟地裁に提訴すると発表した。2日現在、新潟のほか福島、長野、富山、埼玉、愛知の計6県から90人が原告に名乗りを上げており、最終的には100人を超す見通し。

 弁護団長の和田光弘弁護士は記者会見で、「原告は当初30人程度の規模で考えていたが、想像以上に集まった。福島第1原発事故を起こした東電が、裁判でどんなことを言うのか、注視したい人が全国にいると思う」と話した。

 同原発は、3月26日に6号機が定期検査のため運転を停止し、全7基が停止している。【川畑さおり】

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