幕張メッセ(千葉市美浜区)で3月31日と4月1日に開催された最新のテレビアニメや劇場版アニメを紹介するイベント「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2012」の総来場者数が約4万2000人だったことが2日、明らかになった。3月31日は約2万1000人が訪れ、4月1日もほぼ同じ約2万1000人だった。
「ACE」は、角川書店グループや、ソニー傘下のアニメ会社「アニプレックス」などアニメ関連企業55社が出展したイベント。10年12月にマンガの販売規制を強化する東京都の青少年健全育成条例改正に反対する企業が中心となって、東京国際アニメフェアの実質的な対抗イベントとして誕生した。11年3月に初開催の予定だったが、東日本大震災の影響で見合わせたため、今回が初の開催だった。次回の開催は「検討中」としている。
東京都などが主催し、216社が参加して東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた「東京国際アニメフェア」(3月22〜25日)は4日間で約9万9000人が入場し、うち一般公開日となった3日目の来場者数は前回同日から約4割減の約3万2000人、最終日は約2割減の約4万3000人だった。(毎日新聞デジタル)