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事件
巡査長が指紋などの証拠品紛失 自転車収納箱に保管中 警視庁
2012.4.2 14:17
警視庁亀有署地域課で交番勤務の男性巡査長(25)が、盗難事件で現場から採取した指紋や血痕などの証拠品を紛失していたことが2日、同庁への取材で分かった。
同庁によると、紛失したのは、3月30日午後10時ごろ、東京都葛飾区内で発生したバイク部品が盗まれた事件で、巡査長が自分で現場から採取した血痕や指紋など。被害者の名前や住所を書いたノートなどとともに、パトロールに使っていた自転車の収納箱に入れて保管していたが、翌31日午前7時ごろ、紛失に気づいたという。
採取した指紋などは、交番内で保管することになっているが、巡査長は「忘れていた」と話しているという。同庁の橋岡修地域総務課長は、「個人情報を含む捜査資料を紛失し、大変遺憾。再発防止に向け、指導徹底していく」とコメントした。
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