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'12/4/1

三原バイパスが全線開通




 三原市の国道2号三原バイパスの時広ランプ―糸崎ランプ間3キロの利用が31日始まった。これで同バイパス(9・9キロ)は着工から22年半を経て全線開通した。

 同市の三原リージョンプラザであった開通式には、国民新党の亀井静香代表たち地元選出国会議員や湯崎英彦知事、地域住民たち約250人が出席。五藤康之市長は「観光や交流ネットワークを支える交通基盤が充実した」とあいさつした。

 続いて時広ランプ近くで、五藤市長や地元の小学生たち計7人がテープカット。関係者が乗ったバスなど約40台が東端までパレードし開通を祝った。午後3時に一般利用が始まり、乗用車やトラックが次々と通り抜けた。

 同市の新倉と糸崎を結ぶ三原バイパスは市内の渋滞解消などを目的に1989年に着工した。西側6・9キロは2007年までに順次開通。残り3キロは03年から工事をしていた。

 国土交通省福山河川国道事務所によると、バイパスは約11分で通過でき、従来の国道2号利用に比べほぼ半分の時間で済む。

【写真説明】開通を祝ってテープカットする五藤市長(右端)や地元の小学生たち




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