'12/4/2
黒瀬―阿賀12.3キロ開通
自動車専用道の東広島呉道路の黒瀬インターチェンジ(IC、東広島市黒瀬町)―阿賀IC(呉市阿賀中央)間12・3キロが1日、開通した。呉市中心部から山陽自動車道までの所要時間は18分短縮し、50分となる。
暫定2車線で無料。午後3時から車両の通行が始まった。これに先立ち、中継点の郷原IC(呉市郷原町)で開通式典があり、呉市の小村和年市長や東広島市の蔵田義雄市長たちが出席した。
開通区間の事業費は約650億円。並行する国道375号の渋滞緩和も見込まれる。
東広島呉道路は山陽道に接続する高屋ジャンクション・IC(東広島市高屋町)から阿賀ICまでの全長32・8キロ。高屋―馬木IC(同市黒瀬町)間11・7キロは開通済みで、馬木IC―黒瀬IC間8・8キロが残る。中国地方整備局は2014年度の全線開通を予定する。全通すれば呉市中心部と山陽道が40分で結ばれる。
【写真説明】黒瀬ICまで開通した東広島呉道路の阿賀IC付近。東西を走る国道185号と交わる