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机の上で学ぶだけでは、本当に身につけたとは言えません。自分の五感をフルに使って体験するからこそ、自分のものにできます。ここでは、なぜ実習体験が必要なのかをご紹介します。 |
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学外実習概要 |
【2年間で充実の学外実習】 4回(計54日)の実習
実習予定期間 |
1年生 |
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実習予定期間 |
2年生 |
② |
5月 |
児童福祉施設(15日) |
幼稚園(15日) |
③ |
6月末~7月 |
幼稚園(15日) |
児童福祉施設(15日) |
④ |
9月 |
保育所(12日)又は児童福祉施設(12日) |
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※注1. | ②と③の実習は、5月に児童福祉施設実習を行い、6月に幼稚園実習を行うグループと、5月に幼稚園実習を行い、6月に児童福祉施設実習を行うグループに分かれます。どの順序で行うかは大学が決めます。 |
※注2. | ④の実習は、保育所実習を基本としていますが、保育所以外の児童福祉施設を希望することも可能です。 |
※注3. | ①と④の実習は、原則として同じ保育所で実習します。 |
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実習・ボランティアセンター |
 和泉短期大学は現場重視の教育を貫いてきました。保育・福祉の現場で様々な出会いと豊かな体験を積み重ねることが、将来の保育者としてまた人間としての大きな成長につながるからです。
免許・資格取得のために設定されている実習だけでなく、自主的なボランティア活動の奨励・支援もおこなっています。学校での保育・福祉の学びを生かしながら、地域社会に貢献できることは素晴らしいことです。
保育・福祉の現場と学生の皆さんをつなぐのが、実習・ボランティアセンターです。実習先を決めるお手伝いやボランティア情報の提供などを行っています。また、実習もボランティア活動も学生自身の主体的な責任ある行動によって進められるものですが、必要なときにはいつでも相談に応じる体制を整えています。
2年間の学生生活を豊かで実りあるものとするために、実習・ボランティアセンターを大いに活用してください。 |
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体験談 |
【保育所実習を体験】 |
(神奈川県立弥栄西高等学校出身・2007年度入学) |
Q |
保育所実習はどのように行いましたか? |
A |
1年生の2月に5歳児と2歳児のクラスを担当し、5歳児では担任の先生の代わりに先生をやらせていただく責任実習も経験しました。 |
Q |
実習で印象に残ったエピソードは? |
A |
責任実習では新聞紙で作った服で「ファッションショー」遊びをしました。初めての実習でうまくいかないこともあったけれど、保育者の方から、「家でも子どもがモデルになりきって楽しんでいた」という話を聞いて嬉しかったですね。 |
Q |
実習を通じてどんなことを感じましたか? |
A |
実習生の先生と触れあい、すべての子に思いやりを持って当たる姿に感動しました。将来、私ももっともっと子どものためを思って保育に当たろうと決心し、勉強意欲もさらに沸いてきました。 |
【幼稚園実習を体験】 |
(神奈川県立麻生高等学校出身・2007年度入学) |
Q |
幼稚園実習はどのように行いましたか? |
A |
2年生の7月に15日間行いました。事前に実習・ボランティアセンターで先輩の記録を見たりグループアドバイザーの教員に相談したりして不安を解消しました。 |
Q |
最も印象に残ったエピソードは? |
A |
ある日、人見知りだった3歳の子が「おくすりのませて」と書いた手紙を私にくれた時は、うれしかったですね。 |
Q |
実習で得たものは? |
A |
子どもはすごいエネルギーと行動力を持っています。保育者はあまり手を出さず、見守ることも大切だと感じました。 |
Q |
どんな保育者になりたいですか? |
A |
子どもたちの視点で保育の計画を練ることをもっと学び、常に笑顔で子どもや保育者の方々と関わることを心がけます。 |
【児童福祉施設実習を体験】 |
(神奈川県立市ヶ尾高等学校出身・2007年度入学) |
Q |
児童福祉施設実習はどのように行いましたか? |
A |
2年生の5月に、児童福祉施設に行きました。実習では子どもと関わることはもちろん、夕飯準備、洗濯、掃除なども行いました。 |
Q |
どんな気持ちで実習に臨みましたか? |
A |
事前に授業で先生から、子どものたちの様子や子どもが実習生に抱く気持ちなどを聞き、実習生から出された課題のレポートをまとめる過程で、何を学ぶべきかが整理できました。 |
Q |
実習を通じてどんなことを感じましたか? |
A |
子どもたちとのコミュニケーションは予想以上に大変です。でも、相手のことをよく考え、つねに精一杯関わることで少しずつ壁がなくなっていくと思いました。 |
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