お待たせしました!
4月25日発売予定のドラマCD「王子様と二羽の姫君」のシナリオ公開スタートです。
本日は冒頭部分を公開♪
「ラプンツェル」「竹取物語」「いばら姫」の3人の王子様は、
どのような会話をされるのでしょう…。
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竹取物語 「なぜ余がこのようなところまで…。
これほど頻繁に都を空けても良いものなのだろうか。
宮がどうしてもと申すから来てみたが、全くもって良い予感がせぬ…」
・部屋に入る「竹取物語」の王子様。
竹取物語 「失礼する」
いばら姫 「あ、竹取さん! 久しぶり。その節はどうもお世話に…」
竹取物語 「またそなたか、いばら!
今度はどんな厄介事を押しつけるつもりだ」
いばら姫 「ち、違っ! 俺も呼ばれたんだって!
ほら、招待状!」
竹取物語 「“リンデンバウム王国第一王子ジークフリートより”…
ふむ、余の元に届いた手紙と同じだな」
いばら姫 「竹取さんはその人知ってるのか?
俺、その人よく知らないんだよな。 なんかたまには外の空気を吸って来いって言われて来たけど…」
竹取物語 「相変わらず城にこもっているのだな、そなたは。
余もジークフリートとやらは会ったことはない。
国の名前程度は聞き及んでおったが、 王子の名まで知っているほどの付き合いはないな。 何の用件かそなた聞いておらぬのか」
いばら姫 「いやあ、全然」
竹取物語 「そなたのげーむ仲間、とやらではないのか? 誠の名は名乗らぬのだろう」
いばら姫 「だったらわざわざ招待状なんて送ってこないで、 メールかDMのはずだから…。
確かに、城に呼び出されて始まるクエストっていうのもオツだけど!」
竹取物語 「そういうことを申すな! 本当になったらどうする!」
いばら姫 「パーティーは俺と竹取さんと、そのジークフリート王子かな… いや、この場合ジークフリート王子はゲームマスターか? もう1人くらい見知った顔がいた方がやりやすいんだけどなー」
・「ラプンツェル」の王子様が入ってくる。
ラプンツェル「お邪魔しまーす☆ あ、いばらさんだ! 久しぶり~」
いばら姫 「…ラプンツェル…?」
ラプンツェル「そっちは竹取さん?
うわー。ちゃんとしたドラマCDで会うのって初めてだよね! 元気?」
竹取物語 「変わりない。しかしそなた、そのようなこと、申して良いのか?」
ラプンツェル「そのようなこと、って何?」
竹取物語 「大人の事情とやらに関わってくることだ」
ラプンツェル「え~。もうシリーズも長いし、いいんじゃない?
ちゃんと覚えてる人っているのかなぁ」
竹取物語 「そういうものか」
いばら姫 「…ラプンツェルかぁ…」
ラプンツェル「??」
竹取物語 「どうした、いばら」
いばら姫 「竹取さんは僧侶系で後衛だろ。俺は魔法戦士で前衛。 ラプンツェルのスキルって何だ? 白魔法? 黒魔法?
バランスとしては黒であってほしいけど、この人白っぽいよなー。
ていうかもう1人くらい前衛いないと戦線が維持できないじゃないか!」
竹取物語 「そなたという男は本当に変わらぬな…」
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そして、キャラクターイラストも完成☆

ある意味王子様然とした王子様の登場です♪
遊佐さんのお芝居にどのように仕上がったのかお楽しみに!
【スタッフA】
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