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忘れまじ3.11

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    3月11日が来ると昨年の東日本大震災から1年が経過したことになります。美濃加茂市では地震の起こった2時46分に、1分間の黙とうを捧げます。防災無線でお知らせし市民に周知します。この様な催しは全国各地で行われると思います。もう、1年かと思う反面、TVで見た津波の映像は昨日の事のように思い浮かびます。震災後私たちはいち早く募金活動を行いました。善意の募金は日本赤十字を通して被災地に送りました。また、1ヶ月後の4月には可児市の野呂議員と二人で亘理町へ駆けつけ災害ボランティアの一員として被災地で汗を流しました。あの時は、全国から集まった見ず知らずの人たちと心を一つにして作業をしました。その後、9月には美濃加茂市の社協の災害ボランティア隊員として1泊4日の強行スケジュールで大槌町へ出向き被災地で清掃作業を行いました。写真はその時に堤防で見つけた時計です。時計の針はその時に動きを止めたままです。今、がれき処理の問題がクローズアップされています。東北の復興が日本の再生につながると言われており、日本中から義援金が集まり、ボランティアが東北へ行きました。しかし、がれき処理を東北から受け入れる市町村がどれだけあるでしょうか。大変厳しい状況です。各地にある一般廃棄物の処分場が東北のがれきを受け入れを拒否しているのは放射能に汚染されたがれきが入って来ることを恐れているからです。このがれきをこのまま手をこまねいて放置しておいて東北に任せておいていいものでしょうか。日本政府は放射能に対する明確な回答を行い一日も早い東北の復興を推進しなければなりません。私が災害ボランティアで東北を訪れたとき普通の生活をされている横で、完全防備でマスクをして作業をしました。その人たちはマスクもせずに普段着で生活をされているのです。同じ日本人として少しの躊躇いもなく復興に力を入れるべきです。時計の針は止まりましたが復興の針を止めてはなりません。みんなで自分に出来ることから始めようではありませんか。
     

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