公明党の山口那津男代表は13日、静岡市で開催された党静岡県本部(大口善徳代表=衆院議員)の「新春の集い」に出席し、あいさつした。これには大口県代表のほか、川勝平太知事、田辺信宏・静岡市長ら多数の来賓が出席した。山口代表は、東日本大震災の被災地の災害廃棄物(がれき)処理について、「全国が広域的に処理を進めないと本格的に復興を進めることができない」と強調。「川勝知事や桜井勝郎・島田市長が(がれき受け入れに)率先垂範の模範を示していただいたことは被災地にとって喜びだ」と述べ、安全性の証明や情報公開に配慮しつつ、公明党のネットワークを活用して取り組む決意を示した。また、政府・民主党の社会保障と税の一体改革素案について、「今年議論する消費税と来年(新年金制度の)法案で出す消費税を1年ずらすのではなく、一遍に示して大いに議論すべきだ」と述べ、民主党が責任ある具体的な案を示すべきだと力説した。
公明新聞:2012年2月14日付
13日 静岡市