クロスリンクの有用性について

クロスリンクの有用性について

所用で3連休を取ってしまったので、連休明けの管理人です。

ちょっとしたプロジェクトの詰め作業で夜を徹してしまったため、かなり生活リズムが狂ってきました。

今すぐに欧州に出張すれば、時差ボケどころか、ちょうど良いリズムでいけるだろうなー、と思ったり思わなかったりするこの頃ですが、訪問者のみなさまの調子は如何でしょうか?

さて今日は、連休中に有益な質問をいただいたので、こちらで一部、共有してみたいと思います。

では、さっそく。『クロスリンクの有用性について』というお題で書いて行きます。

この携帯アフィリエイト基礎講座は、アフィリエイト初心者さんも読んでいるという前提ですので、まずはリンクの種類の説明から入りたいと思います。そんなの知ってるよーという人も復習がてら付き合ってください。

まずAというサイトからBというサイトに一方的に貼るリンクがありますね。これをを一方リンクと呼びます。この種のリンクは、良いと思ったサイトに自然と貼られる時に発生しやすいタイプのリンクですので、ナチュラルリンクと言われる事もあります。

もちろん、この手のリンクは自然ですので、検索エンジンの評価も最も高くなりやすいと考えられています。すなわちSEO上は最高と。

ただし、これらのナチュラルリンクはPCサイトならまだしも、モバイルサイトにおいては、かなり良いサイトを作成したとしても、なかなか発生しません。

PCからの作業の多い、アフィリエイターが他者のサイトにリンクを貼る事は稀ですし、純粋にモバイルサイトを楽しんでいる属性の人は、携帯電話でのサイト作成が主なために、他のサイトにリンクを貼るといった文化があまり無いからだと思われます。

よってモバイルにおける、一方的リンクはSEO対策としての自作自演リンクのうち、最も効果の高いリンク掲載の方法と考えても良いかもしれません。

次に、相互リンクというものがあります。これは読んで字の如くなんですが、A⇔Bといった感じで、リンクをお互いに貼り合っている状態を指します。

明らかにミラー的なサイトでは、このような事をすれば、自作自演がバレバレですので、ペナルティーを受けるだけです。自分の作ったサイト同士では、どうしても構成が似てきますので、属性も合っていないサイトを被リンク稼ぎのためだけにやるのは、ちょっと注意が必要ですね。

また、スパム的なサイトと相互リンクしても順位を落とす事に繋がりやすいです。

ですので、相互リンクは、優良なサイトオーナー同士でやるのが良い効果を出すポイントです。

すなわち、サイトボリュームもそこそこで適度に更新もしている。そんなサイト同士で更に属性もあっていれば、それは訪問者にとっても有益ですので、SEO対策上も良い効果を生むと考えられます。

さて、ここまで、『一方的リンク』『相互リンク』と出てきましたので、いよいよ本日のメインである『クロスリンク』に対する僕の考え方を書きます。

まずクロスリンクとは、10個程度のサイトが相互にリンクをし合っている状態を指します。

一部では、10個全てのサイトが、自分以外の9個にリンクを貼っている、状態をクロスリンク。多少、ランダムに貼ったり貼らなかったりと、自然さを出そうと小細工してやった状態をランダムリンクと定義しているようです。僕はどちらでも大差無いと感じていますので、ここではまとめてクロスリンクと呼ぶ事にします。

上で述べたように、一方リンクは、ほとんどのシーンにおいて有効、相互リンクは相手次第といった感じでしたね。

では、このクロスリンクは果たして有効なリンク獲得方法なのでしょうか?

僕の感じ方としては、Googleにおいては、ミラーサイトのような、無料ホームページの置換・量産系のサイトのクロスリンクでは、ほとんど効果が無いと感じています。

逆にいうと、相互リンクの時と同じように、それぞれのサイトに充分なSEO対策が施されている、別の言い方をすると訪問者にとって充分に有益なサイトであるならば、明らかにクロスリンクであってもプラスにカウントされています。

他えば、僕の会社では、占い系のサイトをいくつか保有しています。

これらは、血液型占いだったり、夢占いだったりするんですが、それらを10個位クロスリンクするとしましょう。

すると、出来立てのサイトでも、そこそこボリュームと作って、そのクロスの内輪に入れてあげると、キーワードにもよりますが、たいてい一気に上位(3位以内)に行くんです。

これは、クロスリンクが良い、悪いと言うよりは、純粋にそのサイト同士のクロスが訪問者にとって有効かどうかで判断すれば、およそ解に近いところにいけるんじゃないかな、と思います。

つまり被リンク数を増やす目的だけのクロスでは、時間の無駄であるとも言えますね。

一方で、Yahooでは、いまだにクロスリンクだけでも上位表示できる事が多いと感じでいます。SEO対策の充分で無いサイト同士だったり、無料HPのペラページであってもです。

ですので、クロスリンクに関しては、Google対策とYahoo対策、どちらの検索エンジンを攻略する予定なのか、また上位表示の目的(季節限定的な広告成約、キーワードテストetc)で使い分けたら良いんじゃないかなと思います。

もちろん、攻略する検索エンジンによってサイト訪問者の属性は違ってきますので、それに合わせた、サイト構成、最適な広告を検討しましょうね。

でもですね。

長期的に稼ぐには、手っ取り早くクロスリンクさせようとせず、まずは訪問者目線で作成していくことが、稼ぐ為には遠いようで近い道なのだと思っています。

では、次回の更新がいつになるかわかりませんが、それまで。

ごきげんようです。

タグ

April 6, 2010||トラックバック (0)

カテゴリー:SEO対策

トラックバック(0)

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.keitai-affiliate.org/diary/mt-tb.cgi/58