環境省のキャンペーンで大口氏が「受け入れ」訴え
静岡市
がれき処理に協力を
公明新聞:2012年3月18日付
公明党の大口善徳衆院議員は17日、静岡市で開かれた環境省の「みんなの力でがれき処理街頭キャンペーン」に参加し、東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)の広域処理の推進に対する理解と協力を呼び掛けた。
マイクを握った大口氏は、「先週、被災地を訪れた際、がれきの仮置き場近くの仮設住宅に住む女性が、『がれきを見ると涙が止まらない。心の傷がずっと続いている』と訴えていた」と強調。その上で、「日本中が助け合い、がれき処理を何とかしなければ被災地の復興は進まない」と力説し、安全性に対する国の説明責任と財政支援を前提に、がれき受け入れへの理解を求めた。
この後、大口氏は商店街で、災害廃棄物処理の現状や安全性をアピールするチラシを道行く市民に手渡し、協力を呼び掛けた。
キャンペーン会場では、被災地の声やがれきの現状を伝えるパネル展示や宮城、岩手両県のミニ物産展を開催。災害廃棄物の放射能測定コーナーとともに、県内でいち早くがれきの試験溶融を行った島田市の一般ごみと混合ごみ(一般ごみと岩手県山田町から運んだ災害廃棄物=木材チップ=の混合)の焼却灰が測定器で比較できる展示も設けられた。
週間人気ランキング
(集計期間:3月26日~4月1日)
- 民団の新出発を祝福(2012年3月16日付)
- 山口代表ら応対 呉団長、金議長らが来党
- 意義ある「児童手当」復活(2012年3月26日付)
- 古屋範子衆院議員に聞く
安定、恒久的な制度へ
2年余の迷走 民主党政権の責任重い
- 理解得られぬ増税法案(2012年3月31日付)
- 閣議決定で井上幹事長が批判
全体像示さず増税先行
景気への配慮が不明確
低所得者対策も不十分
- 「公明パンフ」で大いに語ろう!(2012年3月4日付)
- 友好対話の“決定版”が完成
- 子ども手当は完全崩壊(2012年3月31日付)
- 迷走続けた民主党政権 ようやく恒久的な制度に
過去のニュースをお探しの方は、「キーワード」もしくは「日付」でお探しください。
2012年4月2日付