auとソフトバンクからiPhone4Sが販売され、既に2ヶ月が経過しています。販売台数ではソフトバンクが優位といわれるも、それまであったauからソフトバンクへの流出はストップしたようです。一つの機種が1億以上の契約規模を持つ携帯電話の契約数を左右する、ということで改めてiPhoneの凄さが確認できたといえます。
ただau版のiPhoneに不満が無い訳ではないです。色々といわれていますが、最も困ることはFacetimeが実装されていないことです。おかげで外出先からはSkypeを利用しています(家ではMacでFacetimeを使っています)が、iPad2やソフトバンク版のiPhoneにあるFacetimeが利用できないのはもったいないです。これも3月末までに順次対応、とアナウンスされているので待つしかないです。
KDDIの準備不足は否めないですが、この準備不足がプラスに作用した部分もあります。auのiPhoneにはezwebのメールが最短15分間隔でしか自動受信しない、という問題があります。これも3月末までに順次対応するようですが、非常に不便なのでiPhone4Sを買った直後にAppleからプッシュ通知のくるme.comのアカウントを取って、知り合いや家族などに頼んで、そちらをメインに使うようになりました。
この変更は正解でした。iCloudのme.comを使うことでiPadでもiPhoneでもメールが見れて、近くにあるディバイスで確認・返信が可能になりました。また海外でも国内と同じようにケータイメールのように運用できて便利でした。さらに言えば、今後、ドコモからiPhoneが販売されて、そちらの条件が良ければメールアドレスの変更を気にせずに移動できるでしょう。またSIMフリーのiPhoneを買うのもハードルが下がりそうです。
それ以外、特に電波状況に関しては概ね満足です。特にiPad, Mac, iPhoneの連携についてはガラケーを使っていたときに比べて非常に便利になったと思います(auに限ったことではないですが)。