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白骨遺体:アパートで発見…死後2年以上、現金十数円

 1日午後1時半ごろ、埼玉県蕨市塚越4のアパート2階の部屋で男性の白骨遺体が見つかったと管理会社社員から110番があった。県警蕨署は室内に荒らされた形跡がないことから事件性はなく、この部屋に住んでいた無職男性(45)とみて身元の確認を急いでいる。死後2年以上経過していた。

 同署によると、連絡が取れないことから管理会社社員と大家が男性方を訪れ、ロフト部分の布団の上にあおむけになった白骨体を発見した。

 男性は08年末に振り込んだのを最後に家賃の滞納が続いていたほか、電気はすでに止められていた。部屋にあった現金は十数円で、台所には麺類などの空のアルミ容器が十数個積まれ、冷蔵庫には調味料のみで食料品はなかった。

 男性は1人暮らし。同署は男性が病死した可能性もあるとみている。DNA型鑑定や歯型の照合などによって身元の確認をする。

 現場はJR京浜東北線蕨駅から南東約1キロの住宅街。【田口雅士】

毎日新聞 2012年4月1日 23時48分(最終更新 4月2日 8時04分)

 
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