水俣病救済「打ち切り許さない」 不知火会が特措法部会
(2012 01/15 22:30)
水俣病被害者の全員救済へ活動強化を確認した不知火患者会の総決起集会=15日午前10時すぎ、熊本県水俣市
 水俣病不知火患者会(約4700人、大石利生会長)は15日、2012年度総決起集会を熊本県水俣市で開いた。特別措置法による救済制度の締め切りを検討する国側を批判、組織強化や集団検診を通じて潜在患者の掘り起こしをさらに進めることを確認した。
 約420人が出席。特措法の救済非該当者の異議申し立て、対象地域外の被害者救済など活動方針5項目を承認し、「申請打ち切りによる水俣病問題の幕引きは許さない」とする集会宣言を採択。大石会長は「地域、年代を越えて団結し活動を続けよう」と呼び掛けた。
 活動強化のため、特措法救済の該当者や申請予定者計約1700人で構成する部会を正式に発足。地域ごとに役員や世話人を決め、きめ細かい潜在患者の掘り起こしに力を入れることにした。部会員のうち約600人は出水市、阿久根市、長島町など鹿児島県在住者。
 
(記事全文は16日付南日本新聞、または携帯サイトでご覧になれます)
 
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