今日は、午後から仙台市青年文化センターで行われる「みんなでつくる復興コンサート」を聴きに行ってきます。プログラムの中で、私が最も楽しみにしているのが、仙台フィルが奏でる「ブラームスの交響曲第1番」です。私にとっては、高校時代に勉強した思い出の1曲で、当時、演奏しながら、あの壮大で迫りくるメロディに、胸が熱くなったことが度々…。今思えば、交響曲の奥深さやブラームスの魅力を、自分なりに知った1曲が「ブラームスの1番」だったのでしょう。仙台フィルは、震災後に初めて「ブラ1」を奏でるそうです。祈りのような慰めのような希望のような…ブラームスのメロディは、それぞれの心に寄り添うように響きわたるのでしょう。