NHK青森県のニュース　青森放送局

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タクシー客待ちが許可制に

青森市を訪れた観光客に快適なおもてなしを提供しようと、新青森駅のタクシー乗り場などでは、接客マナーの講習を受けた運転手しか待機できない制度が１日からスタートしました。
この制度は、「青森市タクシー協会」が新たに始めたもので、新青森駅、青森駅、それに青森空港の３つの施設では接客マナーの講習会に参加して許可証を受け取った運転手か、市の観光ガイドタクシーの認定を受けた運転手しか待機できなくなりました。
このうち新青森駅では、タクシー協会の事務局長が待機しているタクシーを回り、許可証を持っているかどうかや運転手の身だしなみなどをチェックしていました。
新しい制度では、空港や駅前で待機できる運転手はこれまでのほぼ半分の８１９人に限定され、接客マナーに問題があった場合、許可証が取り上げられるなどの罰則規定もあるということです。
タクシーの運転手は「待機しているときでもシートを倒して休めないなど細かいルールがあって大変です」と話していました。
一方、青森市タクシー協会の齋藤敏春事務局長は「青森を訪れた観光客にいかに良い第一印象を持ってもらうかが大事なので、細かく目を配って運転手のマナーを向上させていきたい」と話していました。

04月01日　19時41分

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