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東日本大震災:今なお34万人が避難生活 11日で1年

仮設住宅に並べられた灯ろう。一つ一つに被災者らが復興へのメッセージを書いた=岩手県釜石市平田で2012年3月10日午後6時20分、長谷川直亮撮影
仮設住宅に並べられた灯ろう。一つ一つに被災者らが復興へのメッセージを書いた=岩手県釜石市平田で2012年3月10日午後6時20分、長谷川直亮撮影

 東日本大震災から11日で1年を迎える。復興庁などによると今なお34万3935人が全都道府県に散って避難生活を送り、うち11万6787人が7県の仮設住宅に暮らす。警察庁のまとめでは死者は自然災害で戦後最悪の1万5854人に上り、3155人は行方が分からないまま。岩手、宮城、福島3県で推計約2253万トンのがれきが発生したが、最終処理済みは6%にとどまる。被災自治体の復興計画は5~10年での完了を想定し、道のりは遠い。福島県はこれに加え、放射能汚染にも苦しむ。被災地では「風化」を懸念する声が強い。【北村和巳】

毎日新聞 2012年3月10日 20時12分(最終更新 3月11日 0時46分)

 

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