お客様をおもてなしするために一番最初に行うのはあいさつです。 お客様を気持ちよくお迎えし、第一印象をよくするためにもきっちりと正しい挨拶を身につけましょう。
第一印象を決める大半が視覚から得られる情報です。あなたの身だしなみや表情、雰囲気で、あなたの印象がほぼ決まってしまいます。しかも約7〜10秒ほどで判断されてしましますから、身だしなみをきっちりと心がけることは重要です。
メイク男性の場合は…
男性の場合は…
※身だしなみ基準に関しては、各企業で異なるため、一般的なものを記載しています。
お客様とお話するときや上司など目上の方とお話する時は、正しい敬語を使いましょう。
また、方言などにも気をつけて、相手が聞きとりやすいトーンと音量を心がけることも大切です。もちろん笑顔も忘れずに。
お客様にお願いをする時などはクッション言葉などを用いましょう。
いつ、どのような場所からお客様に見られているか分かりません。お客様と直接接しているときだけでなく、日頃から美しい立ち居振る舞いを心がけましょう。
お客様の些細な言動や行動で、お客様がどんなことを思っているか、どんな事を欲していらっしゃるかを見極めます。例えば、肩をさすったり、手を合わせているなど「寒い」というジェスチャーをしたら、すぐに空調を操作したり、毛布をお持ちします。又は、温かいお飲み物を差し上げたり、お風邪ですか?とお声がけすることもできます。お客様のことを常に考え、おもてなしするために、観察はとても重要なことです。
更にすぐに適切なアクションを取ることができる機転の良さが接客での重要なポイントです。
誠意ある接客をしていても、時には失敗をすることもあります。また、お客様に勘違いされてしまったり、天候や社会情勢など、こちら側に否は無くてもお叱りを受ける事は多々あります。
「自分は悪くないのにどうしてあやまらなくてはいけないの」という気持ちになる時もあるかもしれませんが、会社の代表として、しっかりとした対応を心がけましょう。
接客とは、お客様一人、一人によって変わってきますし、これが正しいというものはありません。まずは、あなたが接客を楽しみ、誰かのために何かをしてあげたい、誰かを喜ばせたいと心から感じることです。その気持ちがあればきっとお客様に感動さえも与えることができます。あなたにしか出来ない接客サービスもあるはずです。
それがあなたのやりがいにつながります。
接客は人と人とのふれあいですからね。