文科省発表の放射線量マップの疑問点原発から北西に風が吹いていたので飯館の方に大量の放射性物質が降ったのだなと思ってしまいそうな画像ですが疑問を感じます。
まず、上の google map の青い円は40キロの地点で、これと比較しながら左のイメージを見ると原発から北西に真っ直ぐ 40から60キロ飛んでいるということです。もし風速が平均1メートルなら40キロ飛ぶまでには10時間かかります。風速2メートルなら5時間です。
また、アメダスの風向を見ていれば分かると思いますが、数時間も同じ方向に風が吹くことは殆どありません。
しかも3号機爆発の時は殆どのアメダスが、やや強い西風を示しています。ただ 2,4号機の時は南東の風が吹いていたかもしれないが・・・。
もしその時のものであれば、原発の南にあるいわき市や水戸市の放射線量が15日に最大になることはおかしい。更に、汚染地域が直線的になっているのが不自然な感じがする(一つは南東から北西に60キロ、もう一つは北東から南西に80キロ)
風上で煙が出ていれば風下では臭いがあったり、目が痛かったりするものです。ところが福島の事故以来風向きに注意を払ってきましたが、風下になっても放射線量は少しも変化しませんでした。これは原発からは放射能物質は飛散していないということを表しているのではないでしょうか。
上のマップのように福島が汚れたのは何時の爆発の結果でしょうか? 爆発によって短時間に飛散した結果なのでしょうか?それとも長時間の飛散の結果なのでしょうか。
文科省発表のマップは、原発以外の放射性物質が原因であることを表しているのではないだろうか。(飛行機から撒くなら、原発上空から伊達市の方に向かい、ターンして郡山の方に向かうのは容易)
原発から風に流されたものなら絶えず風向は変化するのでもっと色々な方向に飛ぶはずです。
Home Page へ戻る