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部落解放同盟 全国大会始まる3月30日 13時54分
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部落解放同盟の全国大会が30日から大阪で始まり、差別の撤廃に向けた今後の運動方針が話し合われました。
ことしの全国大会には、部落解放同盟の関係者およそ600人が参加しました。
組坂繁之委員長があいさつし、「人権侵害を救済するための法律の制定を早期に実現させるとともに、あらゆる差別の撤廃に向けて全国で地道な活動を進めていくことが重要だ」と述べました。
そして、今後の運動方針として、今の国会での法案の成立に向けて、関係団体との連携や政府などへの働きかけを強めていくことなどが示されました。
また、全国でのさまざまな差別の問題も報告され、東京電力福島第一原発の事故に関連して、周辺の住民への差別的な発言や風評被害が起きているとして、断固とした姿勢で取り組んでいくことを確認しました。
大会は31日まで開かれ、今後の運動方針が盛り込まれた大会宣言の採択などが行われます。
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